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    ベルリン隠れ家カフェ?


    2014-03-11

  • ベルリンは2014年、ベルリンの壁が崩れてもう25年もすぎ、東西ドイツ統一の熱気はすでになくなっているが、旧東ベルリン地域では共産党時代に半ば放置され痛んだ建物の修復、東西ドイツの再統一のシンボル的な建築物の建設はこの25年引き続きおこなわれている。
     
    この一つのプロジェクトはベルリン王宮の再建だ。ベルリン王宮は旧東ベルリンの中心ベルリン大聖堂の前に建てられドイツ皇帝が退位するまで居城として使われてた。 その後一時期博物館としても利用されたが第二次世界大戦中の空襲で甚大な被害をうけ、東ドイツ時代では、取り壊しの憂き目にあい、その場所に政府の機関(共和国宮殿)が建てられた。

    さらに時代がうつり、ドイツ統一後この建物が有害物質アスペクトを発するということで取り壊わされ、すったもんだの末ベルリン王宮の再建が決まり、2013年夏工事が着工している。

    ベルリン州の慢性的財政難、歴史的な観点から反対する市民も多い問題山積の中スタートした形だ。19,20世紀のベルリン、ドイツのバタバタの歴史を色濃く残す建物、完成するのはいつのことだろうか。

    この工事現場の隣に展望台(フンボルトテラス)が建てられ工事の進捗状況を見学することができる。6階には工事現場とは無関係な程の上品なカフェがはいっており博物館島の博物館めぐりに疲れた時の一休みの場所としてももうってつけだ。
    フンボルトテラスに入る際に入場料として2ユーロが必要になるがカフェで金券として利用可。(飲み物は除く。)詳しくはレストランに直接のお問い合わせを。
     
    Schlossplatz 5, 10178 Berlin, ドイツ
    030 20625076
     
     
    フンボルトテラス、六角形の奇抜な外観。王宮建築用のクレーンが見える
     
     
    館内の展示。1900年初めのベルリンの中心地の模型、再建築予定のベルリン王宮が手前に見える。
     
     
    他の階では陶器の展示が。
     
     
     
    カフェからの眺め、正面に旧博物館を臨む。後ろにあるペルガモン博物館の周りをクレーンが囲む。ペルガモン博物館の修復工事と地下トンネルの工事はおこなわれておりうまくいけば2025年に完成予定だとか。
     
     
    こちらはカフェからブランデンブルグ門方向を撮影。こちらも工事現場だらけ。国立オペラ劇場、地下鉄の延長工事が永遠とおこなわれている。
     
     
    モダンな内装の中にも落ち着いた雰囲気。
     
     
    ケーキの種類も豊富。
     
     
    ベルリン王宮建築資金の寄付金振込み用のATM。銀行のカードで好きな金額の寄付が可能。なんともモダンな感じ。
     
     
    夕焼けがきれいな大聖堂。
     
     
     

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