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ドイツが誇るICEですが、乗車して気づくのが意外に遅いこと。日本の新幹線のように出発地から到着地まで一気に最高速度で走ることができないため、電車移動は時に時間がかかってしまいます。
ただドイツは大都市だけでなく、中都市にもICEが停車し電車のネットワークが隅々までいきわたっているため、電車移動での旅行はしやすいという点もあります。
さて、ミュンヘン-ベルリン間はICEで6時間30分もかかります。これは結構な移動時間んですよね。そのため多くの旅行者や出張者は飛行機を利用し、飛行機が占めるシェアは45パーセント。
ただ、今回DB(ドイツ鉄道)の長年の夢でもあった、ミュンヘン-ベルリン間を4時間弱で結ぶ大きなプロジェクトが12月10日に完成することになります。これによりドイツ鉄道を35-40パーセントのシェアを狙っています。空港が遠いミュンヘン(約50分)、チェックインといったもろもろの時間を考えると、飛行機と電車の所要時間はさほど変わりません。
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電車は1日16便でていますが、最短時間で結ぶ便は1日3便となります。
ミュンヘン中央駅 5:56発 ベルリン中央駅 9:51着(始発)
ミュンヘン中央駅11:56発 ベルリン中央駅 15:51着
ミュンヘン中央駅17:56発 ベルリン中央駅 21:51着
ミュンヘン中央駅19:55発 ベルリン中央駅 00:29着(最終便)
面倒な手続きがいらない電車を利用すれば、日帰りでベルリン観光が可能です。電車チケットの販売は10月17日からとなります。
ミュンヘン:12月10日 ミュンヘン-ベルリン間 開通!
2017-09-14
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