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ベルリンを旅するお客様から「ベルリンは首都なのに緑が多いところなんですね。」とのお声をよく頂戴します。街路樹があちこちに植えられていて、住宅地では鳥の声がピーピー、ビチビチと絶え間なく聞こえてきますし、ベルリンの有名な観光地のブランデンブルグ門の隣に大きな公園「TIERGARTEN」があり、それを見られての感想だと考えております。
このブランデンブルグ門の隣に横たわる2平方キロメーターの公園、「TIERGARTEN」(日本語の直訳では動物園)は皇帝時代の狩猟場でありましたが、現在では散策、ジョギングなど市民の憩いの場になっております。名前は公園ですが、実際は森になります。ドイツの自然保護団体(NABU)がTIERGARTENの野鳥を観察しようということで参加してみました。野鳥は夕方または朝によく鳴くらしく、観察会は夕方から始まりました。
仕事をおえてかけつけてきた方、犬を連れての参加者など様々でした。
森を2時間ほどかけて散策し、鳴き声が聞こえてきたり、姿を見せている鳥を紹介するというコンせプトでドイツ全般の保護に関する問題点、協会の活動に関しての紹介もありました。
猛禽類を含む30種類ほどの確認されており、冬場は南アフリカに行く渡り鳥もおり種類は多種多様でクロウタドリの数が多いと説明していました。生息している鳥の数は不明だそうです。さえずり声が聞こえたり、姿が見える野鳥の説明を写真を使って行う。初心者への配慮。写真で紹介されているのは雀の仲間。雀にもいろいろと種類があります。
鳥はなぜ鳴くかということですが、指導員曰く、「他のものを威嚇するため」で、縄張り、獲物をめぐって
また、子育て中に鳴く機会が増えるようです。 自分以外の鳥、人、犬、リス、ウサギ、キツネなどが天敵になります。
森の中を一歩足を踏みいれると、どこからともなく合唱に近いほどの鳥のさえずり声が聞こえまず心が癒されます。カナダガンのつがい。興味深そうに人間の群れを見ています。
協会が置いた鳥の巣。この森には1000個ほど置いているとのと。年に一度清掃するそうです。
ヨーロッパコマドリ
指導者さんが熱心に鳥がいる場所を教えてくれるのですが、初心者ということもあり、教えている間に鳥がいなくなったり、急に鳴きやんだりでちょっとしたハプニングの満載でした。
ベルリン:隠された名所3、自然を尋ねて、都心は野鳥のパラダイス
2017-05-15
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