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町のシンボル、ピンク色が可愛らしい市庁舎です。建物奥の塔は、リューベックの市庁舎を真似て作られました。
市庁舎の柱には、このちょっと気持ちが悪いヘビのオブジェがあります。ヘビは知恵の象徴なので、市庁舎に勤める人々が良い知恵を出し合えるようにと、作られたそうです。
このヘビは3代目で、初代はなんと見た目がウナギそっくりだったそう。港町でヘビを見たことがない職人さんが、きっとウナギに似ているのだろうと想像して作ったと言われています。
確かに似ているかもしれないけれど、、、ちょっと無理やりですよね。3代目はようやくヘビらしい見た目になりました。ちなみに、ウナギは北ドイツの名産物です!
市庁舎からまっすぐ伸びる歩行車道は町のメインストリートとして、数々のお店が並んでいますが、その中でも一際目立つのが、こちらの建物。
周りのパステルカラーの建物と違い、重厚な趣のあるこちらの建物は、町の図書館です。後期ゴシック様式で建てられた、町で最も古い建物の一つでもあります。
ちょうどイースター期間だったので、街中には子供向けの移動遊園地があったり、イースターを祝う飾り付けがされていました。
メインストリートのちょうど中ほどには、市民の憩いの場、大学広場があります。奥に見える建物は、ロストック大学の校舎です。
ロストックは学生の町としても知られていて、市内に校舎が点在していますが、こちらの校舎が一番立派です。
そして噴水の芸術的な像は、凡人の私にはなかなか理解が難しい・・・。
さて、今回はロストックから、バルト海に面したリゾート地ヴァルネミュンデまで、ヴァルノウ河を走る定期観光船に乗ってみました。
ロストック中心街からすぐのシュタットハーフェン港から、ヴァルネミュンデ港まで約45分の船旅です。
あいにくの雨模様だった為、テラス席ではなく、室内の席を確保しました。
船内にはバーがあり、ロストックの地ビール、その名も「ROSTOCKER(ロストッカー)」をお供に、船旅を楽しめます。
ロストックでしか飲めないビールなので、ぜひお試し頂きたいです!
強風の為、船が出港できないかもしれないと心配していましたが、無事に出発!揺れもあまり感じませんでした。
町の名所ポイントが近づくと、録音テープではなく、船長さんがマイクで直々にガイディングをしてくれます。
時折ブラックジョークを交えて、お客さんの笑いを誘っていました。
途中雨があがり、テラスに出てみました。写真に写る大きな船は、デンマークとロストックをつなぐ定期船です。ロストックから船でデンマークへ行く旅もなかなかお勧めですよ~。
ヴァルネミュンデに近づき、立派な建物が見えてきました。これは豪華客船が寄港した際に利用されるターミナルです。
ここで入国手続きなどが行われます。夏になると、ここに大型客船が続々とやってきます。
そして、ヴァルネミュンデに到着しました!船着場では釣りを楽しむ人たちが大勢いました。
列車では約20分でロストックからヴァルネミュンデまで移動できますが、せっかく港に来ているので、定期船にぜひ乗船してみてください。ヴァルネミュンデからロストックに向かう船も出ていますよ!
ここからヴァルネミュンデ観光に向かいます。ヴァルネミュンデ編はまた次回!
ロストックで船に乗ろう!
2017-04-30
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