フランクフルト:クリスマスのお・も・て・な・し「ベートメンヒェン」 みゅうベネルクス ブログ記事ページ

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    フランクフルト:クリスマスのお・も・て・な・し「ベートメンヒェン」


    2016-12-01

  • イエス・キリストの降誕を待ち望む期間、アドベント(降臨節)が近づき、ドイツでは、どの町でも、クリスマスマーケットが開かれます。大都市では、観光の呼び物となり、クリスマス直前まで、連日賑わいを見せています。

    さて、今回は、フランクフルト発祥のお菓子、ベートメンヒェン(Bethmännchen)をご紹介します。おもしろい形ですよね?丸めたマジパンに、3つアーモンドを飾りつけ焼いた、とてもシンプルなお菓子です。

    このお菓子の歴史は古く、1838年、銀行家で市議会議員のモリッツ ベートマン家でシェフとして働いていたパリ出身のパティシエ、ジャン・ジャック・ガウテニアが発明し、会食で振舞ったところからこの名が付けられたと言われています。元祖、フランクフルトの「お・も・て・な・し」菓子です。

     でも、なぜこんな形に?それには逸話があります。ベートマンは4人の息子に恵まれ、彼らを誇りとしていました。当初ベートメンヒェンに飾られていたアーモンドの数は、ベートマン家の4人の息子にちなんで4枚だったそうです。しかし1845年に4男ハインリッヒが亡くなったことで、アーモンドが1つ外されて3枚になりました。(しかし、四男が亡くなる前にすでに長男が亡くなっているので、この説を疑問視する声もあるようです。)

     「マジパンは苦手なのよね~。」とおっしゃる日本人の方が多いようですが、ドイツのマジパンは、日本のものよりアーモンドを多く含んでいるので、香ばしく食べやすいですよ。一度お試しあれ!

    フランクフルト市内、何店舗かで入手可能ですが、今回は、クリスマスマーケットにお越しの際、ついでに立ち寄れ、お得にお求めいただける、ヘッセン ショップ クラインマルクトハレ店(Hessen Shop Kleinmarkthalle) のベートメンヒェンをご紹介します。クラインマルクトハレのリーブフラウエンベルグ(Liebfrauenberg)側出口に店舗を構えています。

    下記の写真の10個入りパックで、6,99€ です。小さい店内には、ベートメンヒェンの他、ヘッセンのちょっとしたお土産を取り揃えています。

    Hessen Shop Kleinmarkthalle

    Hasengasse 5-7, 60311 Frankfurt am Main

    営業時間: Mon-Thu 10:00-18:00/Fri 09:00-18 :00/Sat 09:00-16:00

    また弊社ではフランクフルトとミュンヘン発で日帰りクリスマスツアーを販売しております。是非ご参加ください。


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