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    ドイツ三大美城の一角を占めるエルツ城


    2014-11-08

  • ドイツには誰が付けたのか分かりませんが、三大美城と呼ばれるお城があります。

    バイエルン地方にある白鳥城とも呼ばれる皆さんご存知のノイシュバンシュタイン城がその筆頭、もう一つがドイツの皇帝家となったホーエンツォレルン家発祥の地に立つホーエンツォレルン城、そして実は一番のお薦めが今回ご紹介する「エルツ城」なんです。

    フランクフルトから車で北上する事約1時間30分、目指すエルツ城はモーゼル川の支流からさらに山間部の谷あいにひっそりと立っています。

    エルツ城は駐車場から2kmほど離れており、シャトルバスで行く方法と森林を抜ける軽いハイキングコースと2種類のアクセス方法があります。

    もともとエルツ家に血統が繋がる3家系がこの城内で暮らしていたそうで、現在は城内の一部が一般見学に供されていて、ドイツ語と英語のガイドツアーでいくつかの部屋を見学する事ができます。ガイドツアーは人数にもよりますが、およそ30-40分くらいかかります。

    城内は写真撮影が禁止なので写真を載せる事ができませんが、寝室、リビング、ダイニング、広間など華やかさは無いものの、いかにも「Burg(要塞)」といった質実剛健な作りが印象的です。また、谷間の岩場をうまく利用して建てられているのがよく分かります。

    城内にはカフェレストランがあり、ソーセージやパスタ、シュニッツェルといった料理にビール・ワインなどのアルコール類もお召し上がり頂く事ができます。

    フランクフルトから日帰りで足を延ばせるエルツ城、是非皆さんも訪れてみて下さい。

    なお、エルツ城は毎年3月の終わりから11月1日(もしくは2日)までのオープンとなっており冬季はクローズしています(詳細はお問い合わせください)。

     

    Copyright Dr Karl Graf zu Eltz


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