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ドイツの父なる川、ライン川です。ライン川を下らずして、ドイツ観光を語ることはできないと言っても過言ではないほどに、これはもうドイツ旅行の中でも一番のハイライトです。
周囲をぐるりとワイン畑に囲まれて、悠々と流れるこの川は全長1233キロ。スイスのアルプスに端を発し、ボーデン湖、カールスルーエ、ボン、ケルン、デュッセルドルフと流、オランダを通り、北海に注いでいます。
世界遺産に登録されているマインツからコブレンツの間には古城が点在し、中世の雰囲気を醸し出しています。
何故、この地域には古城が多く建てられたのでしょうか。なぜならば、その昔川を行き来する船から通行税を取るためです。領主がこぞって古城を建て、税関の役割を果たしておりました。
ワイン醸造、つぐみ横丁で有名な町、リューデスハイムを徒歩にて観光の後、リューデスハイムからザンクトゴアルスハウゼンの間の川下りが人気です。リューデスハイムから、小高い丘の上にあるドイツ統一を記念する「ニーダーヴァルトデンクマル」記念碑まではリフトが運行しています。ワイン畑の上を、ライン川を眺めながら丘を登っていきます。
このように。
観光船から周囲の美しい風景を眺めながらの川下りは催行です。(得に夏場)船内では簡単なお食事も可能。デッキに出るなり、(天気の良い日は紫外線にご注意ください。)船内でくつろぐなり、お好きなようにお過ごしください。
Oberwesel(オーバーヴェーゼル)という街を過ぎて、St Goar(ザンクトゴア)に着く手前に、水目かr130メートルほど突き出たローレライと呼ばれる巨大な岩があります。ここは、ライン川の中でも最も川幅が狭い、船乗りにとっての難所と言われておりました。航行中の多くn船がここで事故を起こしています。というのも、岩にたたずむ美しい少女が船乗りを誘惑し、川の渦にのみこまれる。という伝説があります。
この岩に向かって叫ぶと、木霊が返ってくるため船乗りたちの楽しみでもありました。
(アン)
どんぶらこ!ライン川くだり
2013-03-07
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