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フランクフルト周辺に何かいいとこないかな。という方にお勧め。
フランクフルトから電車で60分、エルトヴィレという片田舎にワイン畑に囲まれたエーバーバッハ修道院がございます。ワイン造りで有名で、約900年の歴史がございます。
ドイツ語で「エーバー」(Eber)とはイノシシ、バッハ(Bach)とは沢を意味しています。今から900年あまり前、聖ベルナールと12人の修道士たちがある沢を通りがかった際に、突然一頭のイノシシが表れて、地面に鼻をこすりつけました。それを神の啓示と考えたベルナールは、そこにエーバーバッハ修道院を建てたというお話です。随分安易だな。と思う一方で、大した行動力ではないでしょうか。
こちらは現在修道院として使われておりません。内部の見学が可能で、修道士たちが寝泊まりをしていた部屋、食堂(ブドウの圧搾機が展示されている。)、教会、などを見学することができます。現在はそういったお部屋はイベントやコンサートなどに使われております。
映画「薔薇の名前」(ショーンコネリー)のロケ地としても使われ、秋は紅葉が素晴らしく綺麗です。
ラインガウ地方のブドウ畑で、最も有名な畑のうちの一つです。お土産にはこの地方のワインをどうぞ。有名だけに、今となっては日本でも一部のお店で買うことができるようですが、ここではかなりお安い現地の価格でお求めいただけます。
(アン)
エーバーバッハ修道院
2013-02-28
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