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    フランクフルトから日帰り4-Kassel 3


    2014-08-25

  • カッセル特集最後の今回はカッセルのハイライトである「水の芸術」をご案内いたします。

    2013年に日本の富士山と同時に世界遺産に登録されたヴィルヘルムスヘーエ城と公園。約300年前に造営された公園内には中世から近代の名画が見られるヴィルヘルムスヘーエ城があります。ルーベンスやレンブラント、デューラーなどの作品が展示されています。

     

    そしてここでは世界でも珍しいポンプを用いない水のスペクタクルを見学することができます。毎年5/1~10/3の水曜日と日曜日、そして祝日の14:30~15:30まで行われます。水をどこかから引いてきているのではないため、頻繁にはできないようです。まずはスタート地点。公園の頂点にそびえたつ高さ9.2メートルのヘラクレスの像の足元から水が流れ落ちていきます。この日は水曜日でしたが、多くの見物客でにぎわっていました。

     

    そして第2地点。さきほどのところからここまでは歩いて下っていきます。水のMeister(水の職人)がいて、水の栓を開けて、水を開放します。自然の岩場ではなく、これは岩に見せて作らせた岩場です。

     

    次は第3地点。トイフェルスブリュッケ(悪魔の橋)と呼ばれる橋の下を豪快に水が流れ落ちていきます。

     

    そして水道橋にたどり着きました。古代ローマ風の水道橋から滝のようにながれる様子はとても絵になります。

     

    そして最後は大噴水池から52メートルまでの高まで水が吹き上げてフィナーレです。これは自らの水圧を利用した構造でポンプは利用されていません。こういった技術がすでに300年前から考え出されのは興味深いですね。

     

    フランクフルトから日帰りでいけるKassel。ここは5年に一度開催されるモダンアートの祭典、ドクメントや日本のコスプレコンペもあり、ますます注目されている都市の1つでもあります。

    是非、訪れてみてはいかがでしょうか。


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