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早朝のマイン川です。左に見えるのは現在建設中のヨーロッパ中央銀行の新しいビルです。今年の夏に完成予定とのこと。
フランクフルトというと、ドイツのほかの都市に比べてあまり見所がない感じがしますが実際その通りです。「名所を見学する」という目的ですと確かにそうかもしれません。しかしながらよく見ると面白いというところは色々ございます。
例えばこのヨーロッパ中央銀行の周辺。最近新しいレストランやらお店やらがたくさん出来つつあります。銀行がオープンしたならば、周囲が多くの銀行員その他で人通りがとっても多くなり、儲けられると考えた人々がどんどんとお店を出しています。
元々この辺は地味な住宅街であまり栄えていない場所でした。いまだに古いアパートがあちらこちらに見られます。火事で燃えたアパートの一室がそのままになっていたり、屋根の上にごみかなんかの不要物が放置されていたり。そういった昔ながらの古めかしい雰囲気と、新しいお店がどんどこ。このコントラストは大変に興味深く、これからも古いものがどんどん壊されるのでしょう。その変っていく様を日々見ていると、なんだかすごいな。と圧倒されます。建設現場で働く男たちの多くは東欧からの出稼ぎ。と聞いたことがありますが、不思議と皆悲しそうな目をしています。だんだん出来上がってきて、嬉しいな。仕事が楽しいな♪という感じがあまり伝わってきません。
乗継や出張でフランクフルトに泊まらざるを得ない方々にお薦めなのが、マイン川のジョギングです。
汗をかいてよい気持ちになりましょう。暖かい季節になると、市民は川に沿ってよく走っています。信号がないので走りやすいのです。日中は日光浴やら散歩やらする人々が増えるため、ジョギングは朝がお薦めです。
川沿いには白鳥やら鳩やら鴨やらその他の鳥類の親子が歩いたり、泳いだりしていてほほえましいです。
ころんとしたこども。
橋の上から。
夜は女性の一人歩きならぬ、1人走りは避けたほうがよいでしょう。ちなみに夜はこのようになります。
なんてロマンティック。
発汗
2014-05-25
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