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クリスマス以降、ぱっとした行事のない感じがするドイツですが2月にはカーニバル(謝肉祭)がございます。
カーニバルとは何ぞや。、
これは元々カトリックのお祭りですが、今となっては仮装をした人々が街を練り歩き大騒ぎする祭りとなっています。この、仮装した市民の大騒ぎで特に有名なのがケルン、デュッセルドルフ、マインツです。屋内の会場で音楽を流し、歌ったり、踊ったり、飲酒をしたり、お料理を食べたり。
カトリック教では春のイースター(復活祭)の前の46日間は断食をするという習慣がございました。その断食に入る直前に、大騒ぎをしていっぱい食べておこうね!というのが、このカーニバルの始まりでした。
クリスマスが終わると、デパートにはカーニバルの仮装のための特設衣装売り場が設けられ、人々は「私は今年は白雪姫の格好をするのよ。」やら闘牛士やら、動物やら、顔に色を塗ったりやら、何でもありなのです。
このカーニバルの最高潮を迎えるローゼンモンターク(バラの月曜日)には各地でパレードが行われ、トラックの上からお餅。ではなくて、飴やチョコレートが撒かれます。通りにあふれ返った人々が、これらの小ぶりなお菓子に殺到し、人によっては傘やら帽子やらを使って積極的に拾い集めます。
今年のカーニバルは2月7日から13日まで。
一緒に仮装をしたら、より盛り上がれるかもしれません。
(アン)
カーニバルの季節です
2013-01-25
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