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    フランクフルト:歴史博物館がついにリニューアルオープン!


    2017-05-29

  • フランクフルトのレーマー広場のすぐ近くにある、歴史博物館(Historisches Museum)が2011年から続いていた工事を終え、ついに今月2017年5月20日にリニューアルオープンしました。

    再オープン記念として、一般客向けの無料公開日があったので、さっそく博物館を見学してきました!

    新しく生まれ変わった博物館は、歴史的建造物と現代建築の融合をテーマにしています。

    フランクフルト市内で類を見ない、歴史的価値のある800年前の建物はそのまま残し、そこに組み合わせる形で、現代建築の建造物をつなぎ合わせました。

    展示物は、フランクフルトの歴史に関連するものを中心に、絵画から彫刻品、書物などさまざまです。研究のために集められたという資料も豊富です。

    博物館の敷地は4000平方メートルもあり、建物は4階建てと、見ごたえ満点です。

    当日は無料公開日ということもあり、多くの人でにぎわっていました。

    コインロッカーもこんなにたくさん!大きな荷物を持参しても安心です。

    そして、このロッカーの面白いところを発見!1986の次は1989というように、なぜかロッカーの通し番号に抜けている数字があるのです。数字も1から始まっていません。不思議に思いながらロッカーを開けて納得。

    ロッカーの番号はそのまま西暦の年数を表していて、その年にフランクフルトであった出来事がかかれているのです。

    例えばこの写真のロッカーには、「コメルツバンクタワー完成。2003年までヨーロッパで最も高い建物でした」と、1997年の出来事が。これは全てのロッカーを開けてみたくなります(笑)

    ガラス張りのモダンな入り口を抜けると、建物の中庭に出ることができます。

    下を見ると、元々の建物の土台が残されています。このように、古いものと新しいものを上手く組み合わせた箇所が博物館内にはたくさんありました。

    博物館内、柱で囲まれた不思議な通路を抜けると、そこにはなんと洞窟が!!

    まるで秘密の地下道のようです。道の先には何があるのかワクワクしますね。日本人でも狭く感じる通路なので、体格の良いドイツ人は本当に窮屈そうでした。

    フランクフルトの昔の地図や、ドイツマルク最後の年に発行された硬貨など、興味深い展示物がたくさんありました。

    硬貨のコーナーが充実しているのは、「金融の街フランクフルト」ならではなのかもしれません。

    まだまだ他にも紹介しきれないものがたくさんあるので、ぜひご自身で体感してほしいです。

    博物館の一部はまだ工事中で、完全なる完成まではまだもう少し時間がかかりそうですが、フランクフルト観光の際はぜひ足を運んでみてください♪

    Historisches Museum (歴史博物館)

    開館時間:10時~17時(火~日)

         10時~21時(水)

    休館日:月曜

    https://historisches-museum-frankfurt.de/de


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