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    フランクフルト:国際空港は森の中?


    2017-01-26

  • ヨーロッパの巨大ハブ空港!! ヨーロッパの中心に位置した国際空港! フランクフルト国際空港!

    なんとも立派に聞こえます。(実際 立派な空港です。)

    この先進的なイメージからは少し異なりますが、一度でもFRA国際空港を利用したことがある人だと着陸前に広がる広大な森が視野に入ってきたかと思います。(通路側におすわりの方は気にされなかったかもしれませんが。。)

     

    そうです、この空港は ドイツ最大の市有森林の中 に位置しています。グーグル・マップのサテライトで見るとはっきりわかります。

    空港を取り巻く森は一般的に「Frankfurter Stadtwald 」(フランクフルト市有森林)と呼ばれおり、その広さは5735ヘクタールにも及びます。(およそ東京ドーム 1150個分)

    フランクフルト市中心を東西に流れるマイン川の南側に広がる森は町全体のおよそ15%もの広さもあります。

    これだけ広大な森には多くの昆虫や、野鳥、動物が生息しています。一度ランニング中に 5頭のシカを親子連れを見かけたこともあります。

    森の中を散歩していると広すぎて方角がわからなくなります。。↓ の写真のように通りを示した表示もありますが、気をつけていないとすぐ迷子になります。

    深く森の中にさまよい込んでも上空には引っ切り無しに低空飛行機が見え、空港の近さと森の深さのコントラストから変な気がします。

    写真を取りに散策に行った日はあいにくの天気でしたが、普段から犬の散歩や、ランニングする人たちの姿を見かけます。

    森の中にはビア・ガーデンを併設したレストランや、クラインガルテン、その他 広大な広場がありイベントが開催されたりと、フランクフルト市民の憩いの場にもなっています。

    また地元のサッカーチーム ブンデスリーガ一部「アイントラハト・フランクフルト」(日本代表の長谷部選手が所属)のホームスタジアムもこの森の中にあることから以前「WALD STADION(森のスタジアム)」という名前でした。現在はコメルツ銀行の名前を関してコメルツバンク・アレーナと呼ばれています。

    すこしフランクフルト国際空港のイメージ変わりましたかね?

     

     

     

     


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