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伝統的なクリスマスソングといえば、「きよしこの夜」や「アヴェマリア」、子供の曲と言えば、「赤鼻のトナカイ」や「サンタが街にやってくる」というのがありますよね。
日本ではそれに加えて、山下達郎の「クリスマス・イヴ」やBzの「いつかのメリークリスマス」、そして洋楽ではマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」がこの時期、街のいたるところで聞くのではないでしょうか。
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ドイツも伝統的なクリスマス・ソングはもちろんありますし、洋楽のクリスマス・ソングも良く耳にします。その中でドイツで頻繁に流れているのがMelanie Thorntonの「Wonderful dream」です。(リンクはドイツからしか視聴できない可能性があります)
彼女はドイツ語圏で主に活動していたアメリカの歌手で、あまり日本では知られていないかもしれませんが、ドイツ人は彼女の「Wonderful dream」を知っている人は多いと思います。
Coca-Colaのキャンペーンのテーマ曲にも使用されており、この曲は 世界的にヒットしました。
2001年11月24日の夜、ライプチヒでコンサートを終了し、ベルリン発のチューリッヒ行きの飛行機に搭乗、しかしこの飛行機が墜落し、彼女を含む24人が死亡するという痛ましい事故がありました。
このWonderful dreamという曲は彼女の死後、11月26日に販売され、いまでもドイツ人に愛されているクリスマス・ソングです。
毎年、この曲を街やラジオで聞くと、何故か彼女のことをいつもネットで調べてしまいます。
人が死んでも素晴らしい曲は永遠に語り継がれる というありきたりな言葉が頭に浮かびます。
お勧めのクリスマスソング Wonderful dream
2015-12-04
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