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ここ数日真夏日が続くドイツです。下界の暑さを逃れ、清々しい高原へハイキングに行ってきました。黒い森Schwarzwaldの北部、ゼーバッハ(Seebach)にある湖ムンメルゼー(Mummelsee)は、標高1036mにあるカール湖です。深さ18m、湖の周り800m、3,7haの大きさで、黒い森にあるカール湖では最大。夏場は湖の周りを散策したり、ボートに乗ったり、パラグライダーをしたりとバーデンヴュルテンベルグ州でも人気の自然を満喫できるスポットです。湖畔にあるホテルレストランBerghotel Mummelseeに車を停め、徒歩で30分程山を登ると、見晴らし台が立つホルニスグリンデ(Hornisgrinde)へ到着します。ホルニスグリンデは黒い森北部では最も高い山(標高1164m)。黒い森とライン川、フランス国境を一望することができます。頂上周辺は平らな湿地帯が広がっており、中世から羊や牛の放牧が行われていました。夏場は白い綿のような植物(英語:Cottongrass)が一面に咲いています。湿地帯の間に木組みの遊歩道が作られていて散策ができます。再び湖畔へ戻ってきてレストランで食事やお土産を買うことも可能です。かまどでで焼きたてのパンと黒い森名産のハムを購入してみました。下界との気温差は5~8度ほどあるので、夏は避暑に訪れるには最適です。春や秋は厚手のコートやジャンパーを持参することをお薦めします。湖の周りは平らでのんびり散歩できますし、ホルニスグリンデ周辺の山を散策するならば、黒い森を間近に感じることができます。Berghotel MummelseeSchwalzwaldhochstraße 11,77889 Seebach/Mummelsee
初夏の黒い森をハイキング
2015-07-09
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