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先月ご紹介した、フランクフルトで2月15日から19日まで開催された世界最大の雑貨の見本市「Ambiente」に行ってきました。
全部で12ほどあるホールは、食器やインテリア、岐阜と用品や、キッチン用品、季節のデコレーション用雑貨(クリスマス、イースターなど)商品ごとに細かく分類され、目当てのメーカーを捜し当てるのも一苦労です。
上の写真はデンマークのib laursen。何とも優しい色調で、とても癒される空間でした。
こちらは英国王室御用達・陶磁器メーカー Wedgewoodのブースです。巨大なシャンデリアの下には、それはもう美しい模様のテーブルウェアが。
ちなみに期間中に、この場で売り買いをすることは禁止されています。ブースの一角で、スーツ姿のバイヤーと出展者の間で飲み物を飲みながら、何を何個でいくら、いつどうのこうの。という話がなされます。
興味深いものを見つけました。スペインのシリコン食器メーカー「Lekue|のレモンスプレー。レモンの上部をカットして、スプレー部分を挿すとレモン果汁をサラダやお菓子にスプレーできるというものです。
色々なことを思いつく人がいるなぁ。と本当に関心します。また、思いつくだけでなくそれを商品化できることもすごい。
こちらは日本でも恐らく人気でしょう。メラミン食器、デンマークの「rice」社のポットです。色とりどりで、とにかく軽いのが特徴です。デンマークの食器、インテリア関連の会社のブースが多く見られました。どこも、色が比較的優しめで、木材にパステルカラーを塗ったりなどのナチュラルな印象のデザインが多く世界的にも人気のようです。
こちらは世界の若手デザイナーによるブースです。日本人デザイナーが出展した有田焼のティーセット。磁器でティポットのふたに見られるような直線的なラインを出すというのはとても難しく、その部分にこだわってデザインされ製作されたそうです。100個焼いても、50個商品になればいいくらい、作るのが難しいとのこと。
こちらはアイルランド人デザイナーによってデザインされた、英国の食器メーカーです。色の組み合わせが可愛らしい。
こちらはお菓子作りの道具を取り扱っている、オランダのメーカーです。このように実演を行っているブースもあり試食ができます。カップなどを出している食器メーカーでは、使いやすさを実感してもらうためにコーヒーやその他の飲み物を無料でサービスしているところもありました。
今年のパートナー国はフランスで、オープニングパーティでは巨大なホールにエッフェル塔やムーランルージュを再現したステージが設けられ、ショーをみながらのフランス料理のビュッフェが楽しめる演出がなされていました。
来年のパートナー国は日本だそうです。どのような演出が成されるのか、とても楽しみです。
来年、Ambienteでお会いしましょう。
(アン)
Ambiente 2013に行ってきました
2013-02-22
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