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ベルリンの2月の大きなイベントとしてベルリン国際映画祭、通称ベルリナーレが挙げられるだろう。国際3大映画祭の一つで映画祭が開かれている10日におよそ400もの映画が上映される。もちろんメイン会場のみでの上映では到底間に合わないため、いくつかの映画館では通常の映画の上映を取りやめベルリナーレの映画の放映に特化している。それでも朝から夜遅くまで上映がされる状況だ。
この映画祭では世界各国から出展された映画がテーマ別、上映時間等でいくつかのカテゴリーに分かれて出展されるが、賞を狙うのはその一部で、大半は観客に見てもらうことのみを主眼に置いている。日本からは市川 崑監督の1965年の作品、「雪之丞変化」をはじめ2014年度に製作された映画が名を連ねている。
映画祭の期間は2月5日(木)から2月15日(日)まで。
最初の数日は世界的に有名な俳優もベルリンを訪れ、ちょっとしたハリウッド気取りだ。この期間ベルリンにお出かけされるならば映画をみてもよいし雰囲気を楽しんでもよいのでは。メイン会場ただいま準備中。本番では入り口前に赤色のカーペットがひかれ世界中のスターがこの上を歩く。今年はヘレン・ミラー、ニコール・キッドマン、ロバート・ペッテインソン等の名前があげられている。
ベルリナーレの旗がたなびく
ベルリナーレの看板。今年は65回目の節目の年。
ベルリン:第65回ベルリン国際映画祭、「ベルリナーレ」もうすぐ開催
2015-02-05
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