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フランクフルトからICEで約1時間30分のところにあるカッセル。2013年に水の芸術ヴィルヘルムヘーエ庭園が世界遺産に登録されて以来、ますます注目されるようになった街です。またここはグリム童話で有名なグリム兄弟が長年住んでいた街です。
今回は3回に分けてカッセルの魅力をお伝えします。
1回目はグリム兄弟博物館です。グリムファミリーが使用していた家具やオリジナル原稿や貴重な書籍を見ることができます。
そしてグリム童話出版200周年を記念してリニューアルした図書室では現在、日本人イラストレーターである朝倉めぐみさんのイラスト展を見ることができます。グリム関係では世界で一番権威のある博物館で、これまでに著名な世界中の画家が展覧会を開いてきましたが、日本人は今回が初めてということです。
豊かな色彩と動きのあるイラストはとても印象深く、思わず笑顔になってしまう作品がならんでいます。グリム童話イラスト展は6/29から8/30まで開催されています。もしかすると、今後はメルヘン街道(グリム童話に関する街を結んだ街道)沿いの街でもイラスト展が開催されるかもしれないとのことです。
昔話としてだけではなく、現在にも様々な形で生き続けているグリム童話。2015年には新たなグリム兄弟に関する博物館がオープンいたします。其の名もGrimm Welt (グリムの世界)。
開館は2015年の中ごろ予定で、現在のGrimm博物館は10室ほどしかないので、あまり今までに大きなグループやたくさんのお客さんに一度に見てもらうことができなかったためこの新たな博物館ができることで、より多くの人にグリム兄弟とグリム童話の世界を知ってもらえるとの期待が寄せられています。CafeやBistroもでき、またWeinberg(ワイン畑)があるのでそこから素晴らしい眺めも堪能できるようでお客さんもaktivに体験できるようなMuseumになるようです。是非、この機会にグリム童話の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
フランクフルトから日帰り4-Kassel 1
2014-08-12
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