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黒い森地方を訪ねた際にぜひ、立ち寄りたいのがここ。フライブルグの大聖堂広場に、水曜と土曜に立つ市場です。
広大な広場には、大聖堂に向かって左側が地域の野菜や果物、はちみつやジャムなどがいっぱい。右側にはオリーブやチーズ、外国のスパイスなどのスタンド、サボテンは鉢植えなどがございます。
土曜のお昼ともなると、ものすごいにぎわいようでお昼にソーセージにかぶりつきつつ、市場を見学する人も。そう、ここはソーセージの屋台もずらりと並んでおり、さまざまなソーセージを食べることができます。通常の焼ソーセージを注文すると、「たまねぎを入れますか？」と聞かれます。このたまねぎは細かく切って、炒めたものです。
チーズケーキのみを売っているスタンドもあり、ここは中々の人気でいつも行列です。売り切れると早々に帰っていきます。
中の方に行くと、農家のおばさん達が作った手作りのジャムを売るスタンドがあります。ここは100gの小さな瓶から買うことができて、スーパーでは見かけないような種類のジャムも。かぼちゃ、いちごとルバーブ、オレンジとショウガの、ショウガのジュレなどもあります。お薦めはオレンジです。マーマレードとは違って少々とろりとしており、皮が使われていないせいか苦味がなくそのまま食べれそうなほどにさっぱりとした甘さ。
この市場には季節の果物や野菜がいっぱいで、それらを見て「あぁ春だな。」と季節を実感することができます。
例えば春のいちご。粒がころりと転げ落ちないように、ネットをかけてくれる優しい心遣い。
春が待ち遠しいです。
（アン）
市場でお買い物
2013-02-07
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