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中世のマドリッドの街は城壁に囲まれていて、東の端に位置するアルカラ門から東方向に延び、重要な大学都市アルカラ・デ・エナレスへと通じる道がアルカラ通りでした。全長11キロメートルのこの通りは、現在もマドリッド市内で最も長い通りとなっています。そんなアルカラ通り540番地に巨大な建物があるのですが、これがマドリッドの不動産登記所(Registro de Propiedad)。 先日、自宅の登記内容変更のために初めてここへ行って来たのですが、ここには4階建てのA棟とB棟の2つのビルがあって、管轄地区別に1~55のオフィスがあるので、自分の家がどの番号のオフィスに該当するか事前に調べてから行かないと、大変!
1 不動産登記所の巨大なビル
2 とにかく大きくて広い
さてさて、手続きは無事終わって、最寄りのトーレ・アリアス駅から地下鉄に乗って帰ろうと思って歩き始めたら、登記所とアルカラ通りを隔てた反対側にもの凄い緑地があって、誘われるように近づくと「Quinta de Torre Arias(トーレ・アリアス公園)」と書かれた立派な門があり、その先には両側を緑に囲まれた道が伸びているではないですか。
看板を見ると、マドリッド市が管理し、市民に公園として公開しているようなので、中に入って見ました。マドリッド中心地から 10 キロちょっとのこんな場所で、まるでイギリスの田舎のような景色(スペインの田舎のあの乾いた風景ではなく、とにかく鬱蒼とした緑なんです)に出会ってちょっとびっくり!
可愛い駐輪場!
緑いっぱいの畑だけ。なのに何気ないところに可愛らしさが感じられて、癒されます。
園内の地図がありました。
まだまだ続きますよ。後編もお楽しみに!!
by Lucymama
【マドリッド】キンタ・デ・トーレ・アリアス こんな癒しの空間があったんだ! 『前編』
2023-06-17
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