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北スペイン、バスク地方は美食の地として知られ、中でもピンチョスと呼ばれるひと口サイズのタパスは世界的にも有名です。
値段も1つ250~500円くらいとリーズナブルで、ランチや夜ご飯は美味しいバルをはしごをし、色々なグルメなピンチョスを堪能するのが主流!
まずはバスク地方屈指の美食観光地サンセバスチャン!
そんなに大きな街ではないのですが、ミシュランで星を獲得しているレストランが数多くあり、世界中のフーディ達が訪れるピンチョスの聖地。市内中心にバルエリアがあるので、徒歩でまわれます。
人気のバルだとテーブル席を確保するまで並ばなければならないこともあるので、事前に人気のバルをリサーチして、早めに訪れるとスムーズに◎
私が訪れた7月中旬頃だと、13時半過ぎから15時まで、夜は20時頃から22時半あたりまで混んでいました。
美味しそうなピンチョスばかりで食べきれない。。
焼き鳥のような串刺しのシーフードピンチョス。
こちらはフォアグラ。欲張って沢山のっているものをチョイス。少し重かった( ´:ω:` )
計算して食べないとあとのピンチョスが入らなくなります。。でも美味。
赤パプリカのタラとベシャメルクリーム詰め。トマトソースが絶妙な酸味で♡
こちらの人気バルCasa Vergaraは、創作ピンチョスが豊富なお店。クォリティー高く良質な素材を使ってるのも一目瞭然。いつ行っても賑わっています。
ピンチョスがずらーっと並んでます。どれも美味しそうで選べない。
ショーケース超しなので衛生面もGood。
こちら北スペインでは有名な、カリモーチョと呼ばれる赤ワインのコーラ割りドリンク。
スペイン全土ではティント・デ・ベラーノと呼ばれる赤ワインのソーダ割の方が良く飲まれます。私は後者ソーダ割りの方が好みかも。
ガリシア地方で漁られたオイスター。
こちらのドリンクはチャコリと呼ばれる北スペイン発祥の発泡白ワイン。
少し高い位置から注ぐことで、酸味が和らぎ、泡や香りも良くなるそうです。スッキリしていて酸味が程よく飲みやすい味わいです。
次にオススメするバルはこちら。Casa Gandarias
個人的にここが一番のお気に入り。
お昼時、夕食の時間帯はいつもこんな感じで並んでいます。
(テーブル待ちの列)
(オーダー待ちの列)
大人気店なので混雑していますが、注文後のサーブは秒でした。
看板料理であるソロミーヨ牛肉ステーキは2.64ユーロ。この美味しさで安い!泣
リゾット。。ほっぺた落ちます
北スペインは良質なキノコが採れることで有名なので
きのこピンチョス。1.80ユーロ。
コーヒー休憩にぴったりの場所はこちら、The Loaf。
しっとりとした抹茶のブラウニーもありました。
どんどん行きます。お次はBorda Berriというお店へ。
ここの看板メニュー、ほほ肉の赤ワイン煮込みとチーズリゾット。
お肉はとっても柔らかくソースも濃厚。リゾットもお米じゃなくパスタ?が使われていてチーズにからめてたべると・・
あぁまた食べたい。舌鼓を打つおいしさ。
スタッフにお勧めと言われたケバブ。
想像していたいわゆる『ケバブ』ではないけれど、ソースがトルコ料理系の香りでこれもファインチョイスでした。
食だけでなく、歴史も興味深い街サンセバスチャン。
ビーチもあり夜になっても賑やかです。食べ過ぎたら少しビーチ沿いの爽やかな風を浴びてお散歩。
ヒルダと呼ばれる定番ピンチョスは、元祖ピンチョスで、オリーブと唐辛子、アンチョビを楊枝でさしたもの。
市場にも沢山の種類があるオリーブの横には、ヒルダがパックでも売ってあります。 北スペインにいったら是非一度は食べてみてください。
酸味とピリッとした辛さがあります。
さて、次のご紹介はGanbara店。
数種類のキノコのソテーとチャングロ蟹のタルト。
上のバルよりも少し値段は高めでしたが味はそれ相応。
こんな大きなキノコを使ってるんですって!
サンセバスチャンの街は一日あればまわれますが、美味しいものを堪能したいなら2,3日ほど滞在したらいいと思います♪
味だけでなく目からも楽しめる創作ピンチョス。
そして忘れちゃいけないのは、日本でブームになったバスチー!
La Vinaはチーズケーキが大人気のお店。お味は皆様の想像にお任せします・・・!♡
他店舗のチーズケーキ。これもなかなか美味しそう。
そして、サンセバスチャンから西に1時間ほど車を走らせたところにビルバオがあります。
グッゲンハイムの美術館が有名ですね。コロナ前は日本人観光客も沢山いたんだとか。
ピンチョスのコンセプトはサンセバや他のパスク地方と同じですが、お値段はビルバオの方がリーズナブルな印象でした。
ビルバオのご当地スイーツ。カロリーナ。
色も可愛くインスタ映えも◎
ある日の朝ごはん。
グッゲンハイム付近にあった普通のカフェバルに寄ったのですが、ここのトルティーヤは今まで食べた中で一番の美味しさでした!><
そんな縁もあるので、調べた王道バルだけじゃなく、たまにフラッとはいったバルでも何か頼んでみるのもいいですね
タラの塩漬けのお店。
塩漬けしたタラを天日干しした保存食。
こちらは北スペイン名物、アンチョビ。市場でもこのようにして売られています。とっても新鮮!
ピカソの描いた『ゲルニカ』の町が近くにあるので町にはこんなアートや、
こんな絶景ポイントも。
可愛い猫発見。
以上、いかがでしたでしょうか。ちなみにバスク語は、スペイン語とは全く違うのでトイレ表記も絵に頼るしかありません><
けれど、今回の滞在でなにより個人的に驚いたのは、ウェイターなどのサービスがとてもプロフェッショナルだと感じました。
どのお店の人も礼儀正しく、とても親切なスタッフばかり!スペイン内でも地方によって人柄は多少異なりますが、サンセバスチャン、ビルバオ、と今回訪れた場所どこへいっても気持ちのよいサービスで、『北スペインの人は本当に親切な人が多いんだ』と新しい発見があり嬉しいきもちに(〃v〃)
コロナ収束後はまた日本からの観光客も増えていくと思いますが、北スペインは英語が出来る人も多く、基本的に旅行し易い場所なのかと感じました♪
是非、いつか訪れてみてはいかがでしょう!
とちゅ
北スペイン美食の町の旅~サンセバスチャン・ビルバオ・パンプローナ
2021-08-23
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