【バルセロナ】都会の中の隠れ家ベドラルベス修道院　みゅうマドリッドみゅうバルセロナブログ

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【バルセロナ】都会の中の隠れ家ベドラルベス修道院

2020-10-19

バルセロナの高級住宅地・ペドラルベス地区にある『ベドラルベス修道院』。ここは今でも修道女達が暮らしている現役の修道院です。

設立は1327年。バルセロナがまだアラゴン連合王国だった時代、アラゴン王ハイメ2世の王妃エリセンダの強い希望で建てられたカタルーニャ・ゴシック様式の修道院です。修道院の周囲は一軒家が続く閑静な住宅地エリア。賑わいがあるバルセロナ中心部からこのエリアに行くと、本当にバルセロナ？と思う雰囲気に驚きます。

この修道院の一番の見どころは、3階建ての各面26本の柱に支えられた　美しいアーチが綴る中庭回廊です。各面40ｍの長さがある回廊は、スペインでも珍しいです。写真でこの長さ、お分かりいただけますか？

回廊沿いにはお墓や、中庭に目をやると噴水・井戸や植物の色合いが、何百年も続く変わらない姿を見せてくれ、心を落ち着かせてくれます。

回廊の周りにある小さなスペースは、昔修道士・修道女達が使用していた礼拝室。ガラス超しに当時の様子を垣間見ることができます。

訪れていた日は礼拝堂で修復作業についての展示が行われていました。ステンドグラスが美しいです。

回廊の真ん中にある庭では、禅のメディテーションを行ったりもしているとのこと。修道院の中で ZEN とは不思議ですね。

訪れた夕方には、日没までこの井戸の側でゆっくりと読書などしながら夕暮れまで時間を過ごす方もちらほらといました。

噴水の奥に見える建物には、未だ修道女達が暮らしているそうです。

回廊の庭には、ハーブなどが育てられています。綺麗に区切りされ、　ハーブも大事に栽培されています。

日が沈んでいくと、修道院内の明かりもついていき、幻想的な様子を　醸し出します。夏は夜間見学も行っています。

観光につかれたときは、少し立ち寄って静かな時間を過ごしていただくのに最高の場所です。

El Real monasterio de Santa María de Pedralbes

ベドラルベス修道院

Add: Baixada del monestir, 9 08034 Barcelona　　交通機関：カタルーニャ鉄道 L12 Reina Elisenda駅、Metro: Maria Cristina, Palau Reial (L3)

月：クローズ、火～金、祭日：10-14h, 土日：10-17h　　　　　　　 ※夏は開館時間が異なります。HPでご確認ください。

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