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スペインでは、新型コロナウイルス感染再拡大の深刻化を受け、10月25日から非常事態が宣言され、落ち着かない状況のバルセロナですが。。。
先日、そんな我が家でも、とうとうコロナの疑いが出て、PCR検査を受けることになりました。
簡単ですが、検査から結果を受け取るまでの流れをブログでご紹介します。
2週間ほど前に、子供が通っている課外クラブから、関係者の方が陽性になったと連絡がありました。
その方と娘が接触したのは2日前。すぐに、061(カタルーニャ州のコロナ専用ダイヤル)
に電話しました。
つながりにくいと聞いていましたが、待つこと数分で、オペレーターと話すことができました。 陽性となった方と、娘がどのように過ごしていたかの経緯を説明。
お互いマスクをつけていても、15分以上の接触があったということで、 濃厚接触者(CONTACTO ESTRECHO)に該当するといわれました。そして、次のように言われました。
1. 居住エリアのCAP(公立診療所)に電話して、指示を仰ぐ。2. 娘はすぐに自宅待機 。CAP(公立診療所)の代表番号は、回線がいっぱいでつながらず、 直接話したい場合は、メッセージに自分の名前と電話番号を残せば、担当者から折り返すとの、自動音声が流れていました。 メッセージを残し、3時間ほどして、CAPの担当者から電話がありました。 指示された内容は、1. 子供はPCR検査を受けること。2. PCR検査の結果が陰性でも、10日間は自宅待機 。3. 子供以外の他の家族は、現時点で自宅待機の必要はない。 PCR検査は、翌日の朝一番で予約をとることができました。近所のCAP(公立診療所) に行き、地下2階のPCR検査室に通され、 長い綿棒で、鼻と口の粘液を採取しました。 検査室は防護服を着た技師の方が一人のみ、検査室外にもう一人看護師さんがいました。 長い綿棒を鼻の付け根まで奥深く入れて、粘液を採取するので、 子供が痛がり、暴れて大変でした。。。検査後に、PCR検査室の看護師さんが「あなたは強い!」と書かれたカバのシールをご褒美にくれました。子供は喜んでましたが、親としては衛生的にどうなの?と複雑。結果は、基本、2日後に電話で知らせるが、土日にかかる場合、電話できないので、LA MEVA SALUT (直訳すると私の健康)というシステムに登録して、自分で結果をチェックするように言われました。LA MEVA SALUT は、自分の身分登録証番号と保険証番号を登録すると、公立病院での過去の診療記録が全部見られたり、オンライン診療なども受けられる、画期的なシステムです。携帯でアプリをダウンロードすることもできますし、パソコンからもアクセスできます。https://lamevasalut.gencat.cat/es未成年の子供は親のページに一緒に出てきます。ちなみに、これはバルセロナがあるカタルーニャ州のシステムなので、スペイン全土でカバーされているものではありません。48H以内には検査結果がアップされると説明され、ちょこちょこチェックするものの、なかなか結果がでず。症状もなく、大丈夫だろうとは思っていましたが、きちんと結果を見るまでは不安でした。結局は、3日後の土曜夜に結果がシステムにアップロードされました。スペインですが(!)、週末も夜も関係なく、機能していたことが感激です。診断書がPDFファイルでアップロードされます。結果は陰性(NEGATIU)でした。ホッと一安心。それでも、10日間の自宅待機は続きますが。スペインでも州や都市により、検査方法は異なると思いますが、私のケースを一例としてご紹介させていただきました。現在、みゅうでは日本帰国者向けのPCR検査の予約代行を承っております。Baloo
【バルセロナ】新型コロナウイルス スペインでのPCR検査
2020-10-28
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