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マドリッドの下町ラティーナ地区とラバピエス地区に接するエンバハドーレス地区は斬新的なカルチャーが漂う新しい地域として最近注目を集めてきています。その中の一つ、元たばこ製造工場だった建物が、今、展示物会場として生まれ変わりました。外観は決して立派ではありません。どっちかというとボロボロですが、中では興味深い展示をしています。この地区はグラフィティで溢れています。いつも同じではなく、いつの間にか変わっているのです。
こんな大きいグラフィティも歩いている途中で出会えます。
ここがTabacaleraの入り口です。ちょっと分かりにくいので、この垂れ幕を目印に。今の展示物は、有名フォトグラファーRamon Masatsの写真展1955年から1965年のフランコ政権時代に撮られたものです。当時のスペインの様子を知る事ができます。いつも照明はこんな風に暗い。
当時のマドリッドの様子。
闘牛とフラメンコはスペイン文化を象徴するもの。
この写真をどこかで見たことがある人は多いのでは。
1949年にスペイン政府観光局から公開された広告。この頃からスペインは観光に力を注いでいたのが伺われます。早く沢山の観光客が戻ってきて、また賑やかなスペインになる事を願って。
Tabacalera住所:Embajadores 51. Madrid
開館時間:火~金曜日 12:00~20:00土・日曜日・祝日 11:00~20:00 月曜日休館入場料:無料フォトグラファーRamon Masats 写真展 10月12日まで。マパッチ
【マドリッド】いつも気になる展示物会場Tabacalera (元たばこ製造工場)
2020-08-28
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