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    【バルセロナ】国立カタルーニャ美術館


    2020-09-28

  • バルセロナのモンジュイックの丘にある『国立カタルーニャ美術館』 では中世から20世紀までのカタルーニャ美術の作品が展示されています。スペイン広場からモンジュイックの丘に向かう道を見上げると、立派な建物があるので迷うこともありません。

     

    美術館の建物は、1929年に開催されたバルセロナ万博の政府館として建てられました。入口を入って2階へ続くホールのドームを見上げると、 こんな素敵なフレスコ画があります。

     

     

    地上階がロマネスク・ゴシック・バロック美術、2階が近代美術の展示となります。11~12世紀のロマネスク美術がここでは充実しています。 ピレネー山脈のボイ渓谷には世界遺産に指定されたロマネスク9つの教会群があり、そこから保存目的に移設したものが展示してあります。

     

    この美術館の展示方法もオリジナル。あたかも見学者が教会内にいるように再現した展示の仕方なんです。

     

    ロマネスク美術は、コミカルなタッチが特徴。 

     

    ロマネスク彫刻は表情が独特なので、見ればみるほど味があります。

     

    雰囲気が変わりゴシック美術。14世紀の彫刻「キリストの頭」

     

    中世14世紀のゴシック教会の祭壇は、装飾もかなり細かくなります。 

     

    ルネッサンス美術の聖母マリア。こういった年代順の展示で見ていくと、それぞれの違いがよく分かりますね。

     

    あれ?どこかで見たタッチと思ったら、エル・グレコの絵を発見!プラド美術館、トレドに多く作品がありますが、バルセロナにもあります。

     

    2階の近代美術に入ると、最初にモデルニスモ建築の展示があります。 やはりガウディ!ステンドグラス 「エターナルアイのバラ窓」

     

    少し先にはガウディ作の家具もありました。ガウディらしい、体にフィットした使いやすい椅子や細かい装飾もされた扉など。 

     

    大御所ピカソの絵もさらっと展示してあります。見逃さないでね。 

     

    そしてこの美術館のもう一つの見どころは高台からの景色なんです。 日没前の景色がこちら。美術館の入口前が階段の広場となっていて、 フォトジェニックな場所なので、この時間帯には日没を見るカップルや家族連れで賑わってます。

     

    カタルーニャ美術館(Museu Nacional d'Art de Catalunya)

    10月~4月:火~土 10時-18時、5月~9月:火~土 10時-20時

    日曜・祝日:10時-15時

    休館日:1月1日、5月1日、12月25日

    入場料: 12 € 
    ※館内の展望台とテラスはクローズ中

    ※2020年9月時点での情報です。変更となる場合があります。

     

    Sky


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