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毎年6週間開催されているインテリア・デザインのイベント「カサ・デコール」。3月オープン直後延期になり、6月にやっと再開したので見学に行ってきました。
今年で55回目を迎えるこのイベントは、マドリードで歴史のある古いお屋敷や建物で開かれ、毎回場所が変わります。各階の部屋や廊下を総勢50名のインテリア・デザイナーやインテリア関係会社、メーカーが各自担当し展示します。窓や床、天井などは原状復帰が条件なので、デザイナーは工夫をこらしてデザインを考えています。
今年の会場はセラーノ地区のベラスケス通りにある5階建て広さ5600平方メートルの1904年に建てられた侯爵のお屋敷。
今年のテーマは「サステナビリティ(環境や社会にやさしい)」。展示に使用した物を再利用できるデザインです。ではスタイルの違った展示を紹介します。
ピンクの壁と赤いソファーなのになぜか落ち着く。
月面のようなスパ。
大学生がデザインした廊下。壁の中に金色と銀色の紙がつるされている。
壁の中にある暖炉とシンプルな家具でリラックスできる空間。
バーカウンター。ライティングがおしゃれ。
建物の窓枠とアンティークのライトがマッチしてる。
1920年頃のアールデコにインスピレーションをうけた化粧室。
造園とテラス家具のメーカーによる展示。
地上階レストランのブース席。反射して面白い。
カサ・デコールは今年は7月5日までやっていますが、毎年開催されるイベントなので機会があればぜひ。
また興味のある方は、ウェブでもご覧にいただけます。
https://casadecor.es/madrid-2020/espacios-decorados/
kf
インテリア・イベント「カサ・デコール」再びオープン
2020-06-19
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