陸路での入国制限を開始!COVID-19感染者1万人越えのスペインの街の様子3月17日 みゅうマドリッド みゅうバルセロナ ブログ記事ページ

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    陸路での入国制限を開始!COVID-19感染者1万人越えのスペインの街の様子3月17日


    2020-03-17

  • イタリアでの新型コロナウイルス感染者拡大のニュースが大きく取り上げられるようになりしばらく経ってから、スペインでも日本とは比にならないスピードで感染者が増加し、日々日常生活や移動に係る制限が厳しくなっています。

     昨日新たに発表され、本日3月17日より陸路での入国が以下の人々のみに制限されました。

    ・スペイン人

    ・スペイン人以外のスペイン居住者

    ・国境を越えて職場に通勤する者

    ・その他やむを得ない理由を書面で証明できる者

    ・外交官、領事団、国際機関職員(公務の場合)

     また、外務省の感染症危険情報では、マドリード州、バスク州、ラ・リオハ州がレベル3("渡航中止勧告")へ引き上げられており、EU共通の対応として、3月17日よりEU圏外の国からEUへの入国が30日間停止という情報もあります。

    ※空路での移動制限はないものの、各航空会社では運航休止や減便の措置をとっています。これから飛行機に乗る予定の方は航空会社のHPを都度ご確認ください。

     それでは鎖国状態になりつつあるスペインの本日の街の様子をお伝えしたいと思います!

    実質スーパーへの買い物以外の外出ができない状態の日々。

    混乱したスーパーの様子や買い占めが起きているというニュースを目にすることもありますが、私が住むエリアにはスーパーや小さな食料品店が多いせいか、それとも買い占めがひと段落して市民が落ち着いてきたせいか、午前中は行列もなく買い物することができました。

    とはいえ、午後になると生鮮食品がほとんど残っていなかったり、店内のお客さんの数を一定に保つため人数制限をしていたり。

    レジ待ちは前の人との間隔を開けるよう指示されます。

    ボディタッチ大好きなスペイン人が、こんなにも人との距離をあけて生活するなんて、COVID-19が落ち着いたらきっと見ることのない光景です。

     日本で話題になっているトイレットペーパーはスペインでも売り切れているお店がちらほら。お酒も品薄なのはスペインならでは?!

     街中はガラーンとして活気ゼロ。。

    ですが、今夜も20時には医療従事者への感謝を込めて拍手をします!そろそろ面白いことをして目立とうとするスペイン人が出てくるはず。

    つい笑ってしまうものやほっこりする動画がニュースで取り上げられることを楽しみに、始まったばかりの軟禁生活を乗り越えていこうと思います◎

     Y.M


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