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2013年9月15日(日) 【インターナショナル・パエリアコンクール】
(El Concurso Internacional de Paellas)を見に行って参りました。
ヴァレンシア市内から約35km南下した、海岸にほど近い町SUECA(スエカ)は、米の産地として有名で、
毎年9月には収穫祭が開催され、そのメインイベントとして、インターナショナル・パエリアコンクールが行われます。
1961年から始まった同イベントは、今年で53回目を迎え、大変に歴史があります。
12:00 調理開始の合図とともに、パエリアが作られ始めます。
公平を期すため、参加者には同じ食材、同じ道具(直径70cmのパエリア鍋・五徳・薪)が与えられます。
ちなみに当日は、同コンクールのスポンサーになっている大手ビールメーカーや飲料メーカーによって、見物客へ無料で飲み物が振舞われていました。
この日は快晴で絶好のイベント日和。
着々とできあがっていくパエリアの様子を見ながらのビールは最高ですね。
いよいよパエリア調理もラストスパート
13:45 調理終了!
終了のアナウンスがされたら、そこで作業を終えなければなりません。
終了後に1分でも作業を続けていたら失格となってしまいます。
各参加者ともパエリアが完成したようですね。
ひとつの鍋からできるパエリアは15人前です。
この後、できあがったパエリアは、審査員たちによって全て試食されます。
審査員たちは、誰がどのパエリアを作ったかは知らされないようになっています。
コンクールの優勝者には、2500ユーロ、2位は1500ユーロ、3位は1000ユーロの賞金が授与されます。
同コンクールの参加資格は、18歳以上で、レストランやホテルに勤務するプロの料理人であること。国は問いません。
今年は30組が参加し、地元スペインはもとより、ドイツ、ニュージーランド、そして日本からの参加もありました。
スペインのテレビ局も多数取材にきており、注目の高さがうかがえます。
特大パエリアを作る工程を目の前で見られる貴重な体験ができ、とても楽しいイベントでした。
PG7
インターナショナル・パエリアコンクール <バルセロナ>
2013-09-18
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