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「世界一綺麗な景色が見れるベンチ」というのがガリシア地方にあると聞いて見に行ってきました。サンティアゴを出発し、北西部の海岸線に向かいます。
この辺りは「入り江=リアス」を意味するリアスという名がついています。あれ、日本でもそう呼ばれている地形ありますよね。「リアス式海岸」そう、ここはその地形の名の発祥地なんです!
右下に見えているのが、今日最初に訪れる「サン・アンドレス・デ・テイシード」という村です。この展望台辺りは、野性の馬が草を食べたりしている姿が見られます。
さぁ、サン・アンドレス・デ・テイシードに到着。断崖が続く場所にある村には、石造りの建物の壁に白い漆喰を塗った可愛らしいサン・アンドレス教会が静かに佇んでいます。村全体がこういった建物の宝庫。
ガリシア人の間では、「死ぬまでに訪れたい聖地」として知られる教会です。死ぬ前にこの教会を訪ねないと、来世では、昆虫か爬虫類に生まれ変わってしまう、という言い伝えがあるそうです。
教会前の小さな広場から海を臨む。このベンチに座って海を見るのもいいですよ。雨の日は無理なのでガマンしてくださいね。
お腹もすいてきたので、レストランへ移動するとします。途中、景色の良いところで写真撮影。この日は天気も良くて、海の色、透き通ってるの見えるかな。
本日のランチ・レストランに到着。テーブルからは前に海が見える!!静かな小さな村で美味しいシーフードが待っています。
前菜はサルピコン・デ・マリスコス(スペイン風シーフードマリネ)。マドリッド在住の私たちには驚きの魚介類豊富・野菜少な目のマリネとなっていて豪華な一品! これが本物のサルピコン。
メインの「マリスカーダ」(シーフードの盛合せ)。思わず美味しさに写真撮る前に食べ始めてしまいました。。新鮮だからこそこの味!これは本場で味わってもらわないと分かりません。(4人前)
お腹一杯になったら、今日の目的である「世界一綺麗な景色が見えるベンチ」に到着。ここ、ポスターのような写真が撮れるとスペイン人にも評判で、夏は写真撮影するための長い列が出来ちゃうんですよね。 夜景が見れたら綺麗なんだろうなー。
ベンチから下を望むと断崖と家屋。あそこまで降りるの怖そうです。高所恐怖症の方は、ベンチまであまり崖の方が見ない方がいいかも。
このベンチ、スペインの IKEA のコマーシャルにも使われていたので有名になったんです。コマーシャルのイメージをご覧になりたい方は、 こちらをクリックしてください。
【プライベートツアー】日本語ガイドと専用車で行くリアス海岸ドライブと海の幸
Sky
ガリシアのリアス式海岸と海の幸 ~世界一綺麗な景色が見られるベンチへ~<サンティアゴ・デ・コンポステーラ発着>
2018-02-27
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