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以前、「青の洞窟 in マヨルカ」のブログ内にて申し上げましたとおり、今回はマヨルカ島にある、ソイェール鉄道をご紹介いたします。(青の洞窟 in マヨルカのブログはこちら↓)ソイェール鉄道(Ferrocarril de Sóller)は1912年に開通した、パルマ市内と、マヨルカ島北西部の街ソイェールを結ぶ電化鉄道です。おお~さっそく登場!映画に出てきそうな雰囲気のある列車です。では乗車してみましょう。内装もクラシックな雰囲気満載です。さぁ出発!パルマからソイェールまではおよそ1時間。その間、車窓からは美しい風景を眺めることができます。途中、線路の両脇には、アーモンドの木が植えられている区間があります。気候にもよりますが、通常、1月下旬から3月初旬頃にかけてアーモンドの花が咲き乱れるそうです。桜に似たアーモンドの花は、マヨルカの雪とも呼ばれるそうで、ソイェール鉄道は、そんなアーモンド畑の中を走っていきます。残念ながら、今回訪れた時は、開花の季節は既に終わってしまっており、見ることができませんでした。かわいらしい駅に到着列車はさらに走行を続け、やがて眼下にはソイェールの街が広がります。早朝だったため、朝霧の奥に現れたソイェールの街は幻想的に見えました。景色に夢中になっていたら、あっという間にソイェール駅に到着。すると…あら?あれは何かしらん?トラムです。1913年に開通した、マヨルカでは最初の電化トラム。ソイェール駅とソイェール港を結びます。こちらもなかなか趣がありますね。海が見えてきました!いよいよ列車(+トラム)の旅も終わりです。あー楽しかった!!鉄道ファンならずとも楽しめるソイェール鉄道。マヨルカ島へお越しの際は、ぜひご乗車してみてはいかがでしょうか。
ソイェール鉄道 ~マヨルカ島~
2013-06-03
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