【アルコイ（アリカンテ）】モーロ人とキリスト教徒の祭り　＜スペインの祭り＞　みゅうマドリッドみゅうバルセロナブログ

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【アルコイ（アリカンテ）】モーロ人とキリスト教徒の祭り　＜スペインの祭り＞

2017-04-27

アリカンテ県の『アルコイ』という村で毎年4月21日から24日に開催される祭り：Moros y Cristianos モーロ人とキリスト教徒の祭り

アリカンテといえばイギリス人やドイツ人もバケーションに訪れる海沿いが有名ですが、祭りが開催されるアルコイは内陸部に位置します。　祭りの期間は交通規制があるので車で街の中心部まで入れず、入り口から歩いて市内へ。

祭り2日目は街中で1日中パレードが行われる日。イベリア半島を15世紀末まで支配したイスラム系モーロ人と、レコンキスタ（国土回復運動）を起こしたキリスト教徒の祭りなので、中世の衣装をまとった数千人の人々がパレードをします。午前はキリスト教徒のグループのパレードから始まります。

ここはツーリストインフォメーションもあるスペイン広場。パレードの行われる道やこの広場では見学席が用意してあります。もちろん有料。

このアルコイの祭りは１９８０年スペイン国際観光行事に指定されました。近隣の村でも同様な祭りは行われますが、アルコイが最大規模とのこと。

わぁ～。衣装凝ってる。それぞれのグループが楽団を連れて、生演奏でパレードするので迫力あります。

広場の通りからも撮影。通りでみると更に迫力ある！

14時前に午前の部終了。お昼をとったあと、17時から午後の部：モーロ人のパレード開始となります。街中のレストランはどこも予約で一杯なので気をつけて。街中の広場などに屋台が出ている場所ありますよ。

さてさて、ランチとお酒でお腹を満たした街の人々。パワーアップして午後の部の見学開始！！みんな気合入ってる

山車の上でアラブ風ダンスの動きをしながらパレードする女性。　Guapa--と声をかけられっぱなし。

グループ毎に色とりどりの衣装で行うパレードは圧巻。

見学席も立ち見も一杯で動けないほど。。

モーロ人の衣装は、鋼・繊維工業などで栄えたこの街ならではの豪華な衣装で、人気が高いそうです。

日も落ちて来ましたが、まだまだパレードは21時半頃まで続きます。

国土回復の戦いの際、劣勢であったキリスト教徒を助けるため馬に乗った聖ジョージが現れ、矢を放ったという言い伝えがあるそうです。　　24日の祭りの最終日はこのシーンを再現して祭りは終了します。

アルコイは、アンチョビ詰めオリーブ発祥の地。お土産にどうぞ。

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