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マドリッドの地下鉄(メトロ)8番線は1月26日(木)~4月18日(火)の間、改修工事が行われるため、この期間は全線が運休となります。
マドリッド市内のNuevos Ministerios駅を起点にし、マドリッドの空の玄関、バラハス空港まで延びている地下鉄8番線はメトロマップでピンク色で表示されていますが、空路でマドリッド発着する人にとって、速く簡単に市内へアクセスできる便利なラインとなっています。
同ライン上にはマドリッド空港の二つの駅があり、ひとつはAeropuerto T2 駅(ターミナル2に乗り入れ、徒歩でターミナル1と3へも行ける)もうひとつはAeropuerto T4駅(ターミナル4に乗り入れ。8番線の終点駅)です。
このように利便性の高い8号線が全線運休するにあたり、空港へのアクセスの代替方法を事前に確認しておくことをお勧めします。
以下、代替アクセス方法をご紹介します。
1)マドリッド地下鉄公団が無料提供する代替シャトルバスサービス
全路線をカバーするルートではなく、地下鉄の他の路線でカバーできない3区間を次の3系統のシャトルバスが運行。
- SE 2 (6-7分毎) : Mar de Cristal駅~Barajas airport T2駅間をシャトル運行。
- SE 3 (11-13分毎) : Colombia駅~Pinar del Rey駅間をシャトル運行。
- SE 4 (7分毎) : Mar de Cristal駅~Barajas airport T4駅間をシャトル運行。
なお、代替シャトルバスの運行時間はメトロの運行時間と同様、06:00~01:30です。市内から空港へ行く場合、地下鉄4番線(茶色のライン)でMar de Cristal駅まで行き、そこからT1,2,3 へ行く場合はSE2の、T4へ行く場合はSE4のシャトルバスを利用することになります。
地下鉄公団では工事期間中、4番線の電車を増便してサービスを補強するとしています。
2)国鉄近郊線(RENFE Cercania)
C-1(1号線/地図では水色のライン)がマドリッド・バラハス空港のT4(ターミナル4)に乗り入れています。
同ラインは市内Principe Pio駅始発で、終点 T4駅までの路線上で、主要バスターミナルのあるMendez Alvaro駅、長距離鉄道の主要駅でもあるAtocha駅、Nuevos Ministerios駅、長距離鉄道主要駅でもあるChamartin駅などを経由しています。
http://www.redtransporte.com/madrid/cercanias-renfe/linea-c-1.html
このラインの乗り入れはT4のみなので、T1,2,3へ行く場合は、T4の到着階の外にあるバス停からターミナル間移動の無料シャトルバスを利用可能です。
http://www.aena.es/es/aeropuerto-madrid-barajas/transporte-entre-terminales.html
3)24時間運行の空港エキスプレス・バス(Airport Express Bus)
空港のすべてのターミナルにバス停があり、市内のバス停はO’DonellとPlaza de CibelesとAtocha Renfeの3か所。ほぼ24時間運行していて、料金は5ユーロ(2017年1月現在)です。
市内から空港:Atocha-Renfe>Plaza de Cibeles>O’Donell>Aeropuerto T1>Aeropuerto T2>Aeropuerto T4
空港から市内:Aeropuerto T4>Aeropuerto T2>Aeropuerto T1>O’Donell>Plaza de Cibeles>Atocha-Renfe
https://www.emtmadrid.es/DipticoExpresAeropuerto
いずれにしても、マドリッド空港から出発の際は、時間的余裕をもってお出かけになることをお勧めします。
Lucymama
マドリッド地下鉄(メトロ)8番線工事のお知らせ
2017-01-14
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