-
バルセロナからスペイン国鉄Talgoで3時間半、フランス ラングドッグ地方のナルボンヌへ1泊小旅行に行ってきました。
列車で気軽に海外旅行に行けるのも陸続きのヨーロッパならでは。パスポートチェックも特になく外国に出るというのは、何とも不思議な感覚です。車窓からの景色。穏やかな丘陵地帯やワイン畑、地中海が続きます。スペインからフランスにかけ、樹々の種類や家々の色遣いも変化していくので見飽きません。ナルボンヌに到着。小さな田舎町ですが、緑豊かで空気も美味しく、どこを歩いても綺麗な街並みなので、のんびり散策するには最適です。運河沿いにレストランやカフェが軒を連ねます。この日は日曜なので蚤の市も出ていました。市場はヨーロッパでは珍しく日曜も営業。鶏肉や牡蠣などこの地方の名産が並び、活気に溢れています。カテドラルはフランスで4番目に大きいそうです。荘厳で町の規模の割にはとても立派な見応えある大聖堂です。夕食は地元料理を食べに。鶏肉を白インゲン豆と煮込んだcossoulet(カスレ)。あっさりとした味に、鶏肉が良く煮込まれており、やわらかく絶品です。もう一品は鶏肉の赤ワイン煮込み、ほろほろでこちらも絶品でした(食べかけ画像ですいません…)。翌日は、ナルボンヌから電車で30分、中世の佇まいを残す城塞の町、カルカッソンヌまで足を伸ばしました。カルカッソンヌ駅から城塞までは、徒歩30分、バスだと10分です。(ただし本数はとても少ないです)城塞を目指して町を歩きます。川の向こうに城塞が!入る前に全景を撮れる撮影スポットです。城塞の中へ。観光スポットなので、土産屋やレストランがいっぱいですが、一歩路地に入ると中世の時代に一瞬、タイムスリップしたかのようです。バルセロナから周辺観光をお考えの方には、国内以外にフランス南西部への旅もお勧めです。今年の10月からは、フランス国鉄TGVが延伸し、パリ⇔バルセロナで高速鉄道が繋がる予定です。ますます注目度が上がるバルセロナですが、周辺地方だけでなく、気軽に行けるフランスへの旅も注目ですね。
バルセロナから行くフランス小旅行
2013-05-23
最新記事