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マドリ-ドからラ・コル-ニャ街道(国道6号線)で北西約58 Kmに位置するGUADARRAMA (グアダラマ町)の郊外に広がるグラダラマ国立公園の中には、水面の面積が 55 Ha(東京ド-ム約12ケ分) 程あるラ・ハロ-サ貯水湖があります。
フランコ総統の時代にマドリ-ドへの水の供給を目的に、数多くの貯水池が建設されました。そのお陰で、乾燥したメセ-タの台地でもマドリ-ドでは水が豊富とか。
ラ・ハロ-サ貯水湖は、週末や休日ともなりますと、大自然との触れあいを求め、近くの町やマドリ-ドからピクニック、ジョギング、ハイキング、トレッキング、マウンテンバイク、フィッシング等を楽しむ人たちで賑わいます。
また、秋口にはキノコ狩りや木苺狩りで大勢の人が訪れます。
マドリ-ドからは、車での移動が最も便利ですが、モンクロア・バス・タ-ミナル (Intercambiador de Moncloa)から682番のバスが出てます。
グダラマ町西側の住宅街に682番の終点のバス停があります。
(道路の反対側にマドリ-ド行きのバス停があります。)
ここよりバスの進行方向と同じく緩やかな坂を1.5 Km程上がって行きます。途中に湧水が出てますが、上流には水処理場あるので、水質は。。。。
ラ・ハロ-サの入り口
ラ・ハロ-サ貯水湖の奥に見える十字架は、スペイン市民戦争で命を失った無名戦没者を祀る“死者の谷”(Valle de los Caidos)に、フランコ総統が1950年代に巨大な岩盤をくり抜いて建立した教会堂の上に聳えつ。
高さ150 m x 横46.4 mの十字架は、世界最大レベルとのことです。この十字架の真下にフランコ総統が埋葬されています。
トレッキング・コ-スやマウンテンバイク・コースの案内番も設置されます。
鳥のさえずり、爽やかな風、大地のにおいなどを感じながら松林の中を散策。
ラ・ハロ-サでは、週末・祝日に営業するレストラン・バルが2軒あり、その時の天候次第で、テラスや店内での食事を楽しむことができます。
Restaurante Nuestra Señora de Fatima / La Jarosa I
Restaurante El Refugio la Montaña / La Jarosa II
丁度アメリカン・バイク愛好会(約70名)の集まりに遭遇。
レストランのパ-キングにバイクを駐車して、これから懇親会とのことでした。
グアダラマ町では、毎週土曜日の午前に町役場の広場でフリ-マ-ケットが開かれてます。
街中の泉には、1785年建設と彫られてました。
ラ・ハロ-サは、17世紀にベラスケスが描いた“バルタサ-ル・カルロス王子・騎馬像”の背景に使われているグアダラマ山系の麓になります。
Fario
ラ・ハロ-サ貯水湖(ダム)で自然とのふれあい。
2016-05-03
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