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スペイン北部のバスク州、ビルバオ郊外にあるミシュラン3つ星レストラン「アスルメンディ」(Azurmendi)に行ってきました。
ビルバオ市内から車で約10分のところにあるバスクを代表するこのレストラン。ミシュラン3つ星だけでなく、2015年の「世界のベストレストラン50」では第19位にランクイン!OADとよばれるレストランランキングでは、何とヨーロッパ第一位の座に輝いており、今世界で最も注目されているレストランのひとつなのです。
ちなみに2015年の「世界のベストレストラン50」には、スペインからは7店がランクイン。5店のフランス、6店のアメリカを抜き、堂々の1位です!スペインに住んでて良かった!スペイン最高!(いつもこんな高級レストランで食べられるわけではありませんが・・・)
では、早速レストランのレポートへ。
一瞬、農園の中の温室かと思ってしまう奇抜な外観。とても星付きレストランには見えません。主張しないところが3つ星の余裕?
まわりは豊かな田園地帯。ダイニングはガラス張りなので、晴れれば眺めは最高、なハズです。(この日は残念ながら曇天+小雨でしたが)
レストラン入ってすぐのエリア。外観も奇抜なら、内部も奇抜。全くレストランには見えません。ある意味期待を裏切らず、内部もちゃんと温室の雰囲気です。
そして、最初に飲み物と一緒に出されるおつまみがこれ、「ピクニック」。バスケットに入っていて、ほんとにピクニック感満載。スナックの上に花びらがのせてあったり、緑色のチョコボールみたいなのをかじると、中からフルーツジュースみたいなのが出てきたり。いやが応でもテンションあがります。
レストランの客は皆、スタッフの案内でキッチンを見せてもらえます。たくさんの料理人が気持ちいいほどきびきびと働いています。見学後キッチンを出る時には、日本の居酒屋みたいに、スタッフが一斉に大きな声であいさつしてくれます。奥の方で唯一帽子を被っていない男性が、このレストランのシェフ、エネコ・アチャ氏。すべての料理は、彼自身の手で最後の盛り付けが行われます。
・・・で、ピクニックはまだまだ続きます。今度は「本日のコンソメと冬の葉」。葉っぱのかたちをした苦めの薄いせんべいみたいなのと、赤くて酸っぱいジュースみたいなのを一緒にいただきます。
こうやってじゅうぶんに気分を盛り上げたあと、ようやくテーブルへ案内されるのです。演出がニクい、ニクい。
話題の3つ星レストラン「アスルメンディ」に行ってみた 【ビルバオ】 ~その1~
2015-07-06
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