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ポルトガルとの国境にあり、アンダルシア地方とカスティージャ・ラ・マンチャ地方に隣接したエクストレマドゥーラは、緑が多く、イベリコ豚の産地として、また高品質のオリーブ・オイルの有名な地方です。
前回は“銀の道~カセレス~”の中世の城壁に囲まれた街をご紹介しましたが、今回は“ペルーのインカ帝国を滅ぼしたピサロ一族の出身地「トルヒージョ」”をご紹介します。
入り組んだ細い道を抜けたら、“マジョール広場”にでました。
右手に見えるのは、15~16世紀のサン・マルティン聖堂。
その脇に見えるのがペルーを征服したフランシスコ・ピサロの騎馬像です。
凝った彫刻を施した館。ペルーから持ち帰った財産で裕福になったのでしょうか。
近くで騎馬像を見てみると・・かなり大きい。躍動感ありますね。
天気が良いからテラスは満席。アーチから騎馬像を見てみると・・近くでみたときは躍動感あったのに!?
そして、後ろからも・・(しつこい!?)視線の先はペルーでしょうか。
ローマ在住の日本人作家が、もしインカ帝国を発見したのがスペイン人でなく、イタリア人だったら文明は滅びてなかった・・と書いているのを読んだことがありますが、、、果たして!?
実はチリ、メキシコを征服したのもここエクストレマドゥーラ出身者でした。粗々しい民族性?・・ではなく、ここは当時スペインで一番貧しい地方だったそうです。夢を求めて新大陸へ!ハングリー精神旺盛ってことでしょうか。
“生地屋さん”の看板
こちらは“パン屋さん”。おなかが空いてきたので、お昼にしよーっと。
次回へ続く・・・
toyboo
【エクストレマドゥーラ 緑豊かなハモンの産地】征服者を生んだ土地 ~トルヒージョ~
2015-04-26
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