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スペイン北部、牛追い祭りで有名なパンプローナから車で約40分ほどのところに、「オリテ」という町があります。
この町の見どころは何と言っても「オリテ宮殿」。その美しさから、ある歴史関連の専門誌で「スペインの中世の七不思議」のひとつに選ばれたほど。
15世紀のナバーラ王カルロス3世が、もともとあった防御用の砦を、自分の住居にふさわしいお城につくりかえたのが、この宮殿の始まり。当時、ヨーロッパでも有数の美しい宮殿といわれたそうです。その後、いく度かの増改築を経て、現在のような姿になりました。
大きなお城なので、全部見るのに結構時間がかかります。
たくさんある塔の上にも登ることができます。塔からの眺めは素晴らしいのですが、かなりの高さなので、高所恐怖症の人は要注意。
宮殿のすぐ近くには、パラドールもあります。
古い建物をそのまま生かした、オリテの町の雰囲気にぴったりの重厚なパラドールです。
こちらはパラドールの隣にある、サンタ・マリア・ラ・レアル教会。
町の中心の広場。この広場に面してオリテ宮殿があります。
旧市街の通りは、どこも中世の雰囲気そのまま。
この日は小雨が降っていたのですが、その分、しっとりとした趣のある町並みが楽しめました。夏の終わりには、この町でワインの収穫祭が盛大に行われるらしいので、その時はまた全然違った雰囲気になるんでしょう。
YH
スペイン中世の七不思議 【オリテ】
2015-03-15
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