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    ピレネーの旅 ~その2~


    2014-10-18

  • ピレネーの旅、その2です。

     

    旅程3日目、いよいよ国境を越えてフランスへ。高いところ大好きな私たちはPic du Midi登頂を目指します。

    ドライバはベテランのNさん。コパイロットの私は、とにかく進路指示を間違えないよう、スマホのマップアプリとロードマップと目の前に現れる標識とを見るのに大わらわ。まずは一旦細い山道を南へ戻り、N230に入り、ビエリャのトンネルを通過。昔よくスキーでBaquera/Beretに来た頃のトンネルは「細い、長い、暗い」3拍子そろった超怖いトンネルだったのですが、今は近代的で快適なトンネルになっていました。ビエリャを抜けて、ガローナ川に沿って北上し国境を目指す。このガローナ川一帯は昨年、ゲリラ豪雨で大きな被害を受けた地域。今年は天災もなく、のどかで美しい景色を堪能させてもらえることに感謝です。

    国境を越え、幹線道路N125、A64をしばらくドライブした後、南下してMidi Pyrenee地方のHautes-Pyrenees県へ入ると、再び高い山々へと分け入ります。

     

    そして、来ました、La Mongie。ここから出ているロープウェイを2つ乗り継いで、Pic du Midiの頂(2877m)まで1000メートルの高さを15分で一挙に登ります。速度が速いのと途中ガクンと少し落ちたりと、このロープウェイ、なかなかスリリング。

     

     

     

     

     

    頂上には130年の歴史を誇るPic du Midi天文台。360度のパノラマを楽しめる広い展望広場にはホテルやレストランもあり。この日も、天気予報は雨だったのに、私たちが行くところ、いつも青空と太陽が待っていてくれました!特にこの展望台は下界が晴れでも上は雲の中ということもあるらしいのですが、私たちは素晴らしい眺望を堪能することができました。

     

     

    こちらはフランス側。300km先まで見えるとか。

     

     

    こちらはスペイン側。スペインピレネーの高く険しい山々が続きます。

     

    展望レストランで日替わりランチを頂きました。フランス語しか話さない若いウェイトレスさんたちはかわいくてとても親切。私たちのフランス語は単語レベル。お互い身振り手振りで頑張って注文した品々は嬉しいサプライズ、どれもこれもとっても美味しかったです。それにお値段もとてもリーズナブル。素晴らしい天候、素晴らしい眺望、美味しい食事、幸せ!

     

    さて、再びロープウェイで下界に戻り、今日の宿泊地、コテレー(Cauterets)へ向います。ここから先が今日最大の難所。羊さんたちやら牛さんたちやらが我が物顔に闊歩している細いぐにゃぐちゃをゆっくり進みます。

     

     

     

     

    そして、コテレーに到着。グリンデルワルドを小さくしたような、可愛い町、街の真ん中を凄い勢いで川が流れています。

     

     

     

    ホテルのとなりにメルカードが。

     

     

     

    ついつい、お菓子に目が行ってしまいます・・・

    Gateau Basqueがおいしそう!

     

     

    つづく(次はPont D’Espagne編)


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