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    アトーチャ駅にカメの大群 ??


    2015-11-10

  •  こちらマドリッドも、短い秋を迎えています。

    街路樹の落ち葉も色づいて素敵だけど、いつものような青空ではなく、曇り空の日が続いていて、スペインのイメージぽくない感じですね。 

    今日は、マドリッドの駅のメイン玄関、アトーチャ駅をご案内。    スペイン国鉄RENFEのマドリッド最大の駅で、バルセロナやセビリアへのAVEはここに発着。

    1892年に作られた旧駅舎の外観。鋳鉄製アーチ型屋根のこの建物は、当時ヨーロッパで鉄道建築の傑作の一つでした。

    1992年、セビリア万博開催に合わせて、マドリッド・セビリア間にAVEが開通し、新駅舎が落成されましたたが、旧駅舎のファザードは保存され、今も当時の趣を残しています。

     

    さて、旧駅舎のファザードを左手に進むと、「PUERTA DE ATOCHA」と名付けられた新駅舎の塔が見えて来ます。

    大きな看板目指して歩いて行くと、   

    ここが駅の入り口の一つ。

    入るとすぐに、動く歩道で下の階へ。

    3階分吹き抜けになっていて、向こうの奥には、さっき外から見た旧駅舎のアーチ型ファザードの内側が見える。

    動く歩道を折り返す。 3階に仕切られているのがよくわかる。

    そしてもう一度おりると、2階部分へ着く。目の前にある電光掲示板で、そこから乗れる列車が確認できます。

     

    はい、もうこちらがAVEの出発口。        

    SALIDAS は 出発。  PLANTA 1 とは、日本で言う2階のこと。

    ここでチケットを見せ、荷物のX線検査を受けて入る。

     

     そして、もう一階おりると、地上階 = PLANTA BAJA.

    カフェテリアやお店が並ぶ。

    そこを左手に歩いて行くと、今度は近距離列車の出発口。 

    トレドへ行くにはここから乗る。やはり荷物検査はあります。

    奥にかすかに見えるのが、プラットホーム。列車が並んでいます。

     

    さて、植物園の方に戻りましょうか。

    ここは以前、旧駅舎の時代、プラットフォームだったところ。

    鉄とガラスを用いた天井の高い空間を、旧駅舎と同時期にヨーロッパ各地に建てられた「植物園」に見立てて作られたそう。

    一年中、温室のように湿度が保たれて、7,200 260種も植えられているとか。 

    さて、その植物園の右手を奥に進むと、

    CONSIGNAS (荷物預かり所)があります。

     やはりセキュリティー上、荷物のX線検査が行われる。 

     

    このミスト、夏は平均湿度10%程のマドリッド住人の私にとって、特にありがたく感じるものです。 ここにいる時だけ、お肌しっとり・・。  

    あれ、何を覗き込んでるんだろ。

     あらら、カメさん!。 実はここアトーチャ駅にはすさまじい数のカメが生息しています。繁殖用に砂場まで用意されてるもんだから、増える一方のようです。 いつも敷石の様にびっしりと。ちょっと苦手だけど。。

     構内には、生ハムにワインが楽しめるバルもあります。

     

    ちょっと変わったアトーチャ駅、お立ち寄りの際にはカメさんを見てみるのもいいかも。

    Naranja

     


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