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マドリッド滞在中に訪れたい近郊の観光場所はトレドだけではありません。是非チンチョンへも足を運んでみてください。マドリッドを少し離れるだけで、昔から変わらぬスペインの素朴な村が貴方をお待ちしてます。通りの壁に飾られていたチンチョン産野菜たち。特にニンニクは有名で秋にはニンニク祭りが行われます。村の中心地にあるマヨール広場。マヨールとは大きいという意味。昔からこの広場では色んな行事が催されていました。近年では広場が闘牛場になり闘牛が開催されています。
広場にそびえたつ2つのモニュメントに注目!!
左手に見えるのは、時計塔。この時計塔はチンチョン最古の教会の一部でその他は残っていません。右手に見えるのは、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会です。通常、教会には塔がありますが、この教会には塔がありません。もしかしたら、隣に最古の教会の塔があるので、あえて塔は作らなかったかもしれませんね。緑色に塗られた木製バルコニーはこの広場の特徴です。
バルコニーから闘牛観戦を楽しんだり、季節の良いときには食事もできます。
本日のランチは、広場に面しているレストランにて。メソン・デ・ラ・ビレイナまさしくスペインを代表するカスティーリャ風レストランです。2階のダイニングへ通されました。マヨール広場が見えます。冬はバルコニーは開いていませんでした。ちなみにバルコニーで食事をすると少しだけ追加料金がかかります。日替わりメニューを選びました。メニューは、3コース(前菜+メイン+デザート)にドリンクがついています。一皿目: ニンニクスープ(Sopa de ajo)
カスティーリャの寒い冬には欠かせない定番スープオーブンから出されたばっかりで、音を立ててグラグラ煮えたぎっていました。まるで地獄谷のようで。。写真でお伝え出来ないのが残念。お味は最高、身体もポカポカ。
冬場にチンチョンに訪れたら絶対食べてほしい一品です。
こちらは、連れが食べた一皿目:海老、キノコ、グリーンアスパラガスのスクランブルエッグ(Revueltos de gambas, setas y asparagus)スペインの日替わりメニューの一皿目でよく目にする品です。塩加減も丁度で野菜も甘くて美味しかった。そして、メイン: 羊の後ろ足のロースト (Pierna de cordero asado)
ラム肉は匂いがきつくて癖があると思いがちですが、違いますよ。カスティーリャの大地で育った羊さんのお肉は柔らかくて強い匂いもありません。私はスペインに来て羊のお肉が好きになりました。写真は一人前。一人で一本食べるんです。今回食べたのは後ろ足ですが、前足(Paletillaと呼ばれます)は後ろ足よりも高級とされお値段も高くなります。
デザート: プリン(Flan de huevo)
個人的にスペインのデザートの中で一番好きかもしれない。飾りも要らないそのままのプリンが良いんです。チンチョンにはスペイン国営ホテルパラドールがあります。17世紀に作られた修道院が改装されてこじんまりとしたホテルへと変わりました。マヨール広場の直ぐ横にあります。壮大な回廊には、彫刻が展示されていて憩いのサロンになっています。
中庭も素敵です。中央の噴水の水音が静かで落ち着けます。テラスもあって季節の良い頃のコーヒータイムは気持ちよさそうです。マドリッドからチンチョンへのアクセス方法
車:A-3とM-311で約45~50分
バス:La Veloz 337線 住所 Avda. del Mediterraneo 49 約50分
マパッチ
【チンチョン】マドリッドから直ぐ行ける穴場 ❤ 素朴で可愛い村
2022-02-15
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