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今日はブログのテーマとしてはちょっと変わった場所をご紹介したいとおもいます。墓地です・・歴史ある『サンイシドロ墓地』で~す!
↓ マンサナーレス川に掛かる『トレド橋』は昔マドリッド市を囲む門のひとつである『トレド門』から真っすぐ下ったところにあります。
ちなみにこのマンサナーレス川は現在は写真のように埋め立てられて市民の憩いの場所、散歩道となっています。でももっと南へ行けばちゃんと水が流れる川になりますよ
見えてきました『サンイシドロ共同墓地』共同墓地ですが有名な方の霊廟もあるんですよ!スペインを代表する画家ゴヤの絵に描かれている『アルバ侯爵夫人』というスペイン貴族だった彼女がここに眠っているんです・・彼女だけ先祖代々の立派な霊廟には葬られずここに埋葬されました
墓地内にある礼拝堂
17世紀のブリュッセル織のタペストリー
↓“ペペ・ドミンギン”の愛称で知られ2003年に亡くなった闘牛士と家族の霊廟
スペイン治安警備隊Guardia Civil というのがあります、警察よりも軍隊に近いと言われている組織の創設者と家族の霊廟
そして↓こちらはピアニスト、サルスエラ作曲家、
指揮者として活躍したクラストバル・オードリーのお墓 ↓こちらはフアン・アントニオ・デ・リベラというマドリッド出身の画家のお墓。プラド美術館にも彼の作品があります、そして彼はプラド美術館の館長でもありました
サンイシドロ墓地には政治家、画家、作家、闘牛士など有名だった人々が葬られています。なんと“墓地ツアー”なるものがあるそうです!
そして、冒頭に書きましたが王族に負けないくらいの貴族の家庭に生まれたアルバ侯爵が「なぜ家族と同じ霊廟に葬られなかったのか」という謎が残りますね・・彼女と同じ時代に生きたスペイン三大画家の1人“ゴヤ” #goya にも関係があるのでしょうか・・?!
toyboo
【マドリッド】サンイシドロ墓地
2021-05-21
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