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マドリッドのデリシアス地区にある鉄道博物館その昔、ここから沢山の電車が発着していたと思わせる佇まいの駅舎とホーム。この歴史ある場所で毎月1回マーケットが立ちます。その名は、メルカード・デ・モトーレスエンジンのかかったマーケット。名の通り、あらゆる分野から集まった出展物、話題のデザイナーやクリエータたちの作品が、毎回エンジンが再起動したみたいに変わるので、いつ訪れても新鮮です。コロナで閉まっていましたが、再オープンしたので早速出かけてみました。
入口で消毒液をつけてもらい感染予防をしっかりと。
中に入ると懐かしい蒸気機関車がお出迎え。なが~いホームにお店が並んでいます。でも出店している数は普段の50%。まずは食品コーナー
美味しそうなカップケーキやクッキー。今の季節、1月6日東方の三賢人(レジェス・マゴス Reyes Magos)に食べる菓子パン「ロスコン・デ・レジェス」の小型版もありました。パンに生クリームやチョコレートクリームが中に入っているもの。アンチョビーの細くて小さい骨をピンセットで一つ一つ丁寧に取っていく作業。アンチョビーの燻製はスペインの北部カンタブリア地方の特産物です。もちろん販売もしてますよ。今、スペインで密かな人気のコーンフレーク。好きなフレークを選んで計り売りしてくれます。マーケットには、いつも古物商が。独自の作品もあったり、アンティークのアクセサリー、ヴィンテージの洋服や家具、レコード等々。面白い物や掘り出し物にも出会えます。おもちゃは現代のものからレトロ物まで。子供から大人まで楽しめますよ。スペイン高速列車AVEの導入まで高速列車と言えば、列車TALGO(タルゴ)だった時代。懐かしい。外はフードコート。テーブル間の距離を保ちながら、沢山の人で賑わっていました。マーケットは夜の10時まで開いているんですよ。夜の方が人も少なくてゆっくりと楽しめるかな。いいでしょう。寝台列車をバックにしたこの雰囲気。まるで時代をさかのぼったよう。夜もフードコートは繁盛!!スペイン人は寒い冬でもテラスが大好き。マドリッドは蚤の市(ラストロ)だけではありません。このメルカード・デ・モトーレスも是非立ち寄ってもらいたい所。普通のマーケットとはちょっと違った感覚、マドリッドでの思い出の一つになること間違いなしです。月に1回(土と日曜日)しか開催されないので、出掛けるときは必ず日付を確かめてね。メルカード・デ・モトーレス(Mercado de motores)
鉄道博物館(Museo del Ferrocarril)
Paseo de las Delicias, 61
28045 Madridマパッチ
【マドリッド】人気ポップアップマーケット MERCADO DE MOTORES(メルカード・デ・モトーレス)
2020-12-21
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