【バルセロナ】新型コロナウイルス スペインでのPCR検査 みゅうマドリッド みゅうバルセロナ ブログ記事ページ

みゅうマドリッド みゅうバルセロナ ブログ

<< カテゴリ内の前のページ カテゴリ内の次のページ >>

    【バルセロナ】新型コロナウイルス スペインでのPCR検査


    2020-10-28

  • スペインでは、新型コロナウイルス感染再拡大の深刻化を受け、10月25日から非常事態が宣言され、​落ち着かない状況のバルセロナですが。。。​

    先日、そんな我が家でも、とうとうコロナの疑いが出て、PCR検査を受けることになりました。
    簡単ですが、検査から結果を受け取るまでの流れをブログでご紹介します。

    2週間ほど前に、子供が通っている課外クラブから、​関係者の方が​陽性になったと連絡がありました。
    その​方​娘が接触したのは2日前。

    すぐに、061(カタルーニャ州のコロナ専用ダイヤル)に電話しました。
    つながりにくいと聞いていましたが、待つこと数分で、オペレーターと話すことができました。

    陽性となった方、娘がどのように過ごていたかの経緯を説明

    お互いマスクをつけていても、15分以上の接触があったということで、
    濃厚接触者(CONTACTO ESTRECHO)に該当するといわれました。
     
    そして、次のように言われました。

    1. 居住エリア​のCAP(公立診療所)に電話して、指示を仰ぐ。
    ​2. ​娘はすぐに自宅待機 。
     
    CAP(公立診療所)の代表番号は、回線がいっぱいでつながらず、
    直接話したい場合は、メッセージに自分の名前と電話番号を残せば、
    担当者から折り返すとの、自動音声が流れていました。
     
    メッセージを残し、3時間ほどして、CAPの担当者から電話がありました。
     
    指示された内容は、
    1. 子供はPCR検査を受けること。
    2. PCR検査の結果が陰性でも、10日間は自宅待機 。
    3. 子供以外の他の家族は、現時点で自宅待機の必要はない。 
     
    PCR検査は、翌日の朝一番で予約をとることができました。
     
    近所のCAP(公立診療所) に行き、地下2階のPCR検査室に通され、
    長い綿棒で、鼻と口の粘液を採取しました。
    検査室は防護服を着た技師の方が一人のみ、検査室外にもう一人看護師さんがいました。
    長い綿棒を鼻の付け根まで奥深く入れて、粘液を採取するので、
    子供が痛がり、暴れて大変でした。。。
     
    検査後に、PCR検査室の看護師さんが「あなたは強い!」と書かれた
    カバのシールをご褒美にくれました。
    子供は喜んでましたが、親としては衛生的にどうなの?と複雑。
     
    結果は、基本、2日後に電話で知らせるが、
    土日にかかる場合、電話できないので、
    LA MEVA SALUT (直訳すると私の健康)というシステムに登録して
    自分で結果をチェックするように言われました。
     
     
    LA MEVA SALUT は、自分の身分登録証番号と保険証番号を登録すると、
    公立病院での過去の診療記録が全部見られたり、
    オンライン診療なども受けられる、画期的なシステムです。
     
    携帯でアプリをダウンロードすることもできますし、
    パソコンからもアクセスできます。
    https://lamevasalut.gencat.cat/es
     
    未成年の子供は親のページに一緒に出てきます。
     
     
    ちなみに、これはバルセロナがあるカタルーニャ州のシステムなので、
    スペイン全土でカバーされているものではありません。
     
    48H以内には検査結果がアップされると説明され、
    ちょこちょこチェックするものの、なかなか結果がでず。
    症状もなく、大丈夫だろうとは思っていましたが、きちんと結果を見るまでは不安でした。
     
    結局は、3日後の土曜夜に結果がシステムにアップロードされました。
    スペインですが(!)、週末も夜も関係なく、機能していたことが感激です。
     
    診断書がPDFファイルでアップロードされます。
     
     
    結果は陰性(NEGATIU)でした。ホッと一安心。
    それでも、10日間の自宅待機は続きますが。
     
    スペインでも州や都市により、検査方法は異なると思いますが、
    私のケースを一例としてご紹介させていただきました。
     
    現在、みゅうでは日本帰国者向けのPCR検査の予約代行を承っております。
     
     
     
    Baloo

<< カテゴリ内の前のページ ブログ記事一覧へ カテゴリ内の次のページ >>

最新記事