-
スペイン東部のテルエル県、大都市マドリッドやバルセロナからも少し離れているので余りスポットライトを浴びませんが、実は美しい街並みが見れるんです。
まずは、テルエル県の県都テルエルからご紹介。ここにはユネスコの世界遺産に登録された「アラゴン州のムデハル様式の建築物」のうち4つの教会を見ることができます。ムデハル様式とは、レコンキスタ後に出来たイスラム建築とキリスト教建築が融合したもの。こちらは、その一つ、エル・サルバドール教会の塔。
エル・サルバドール教会の内部です。トレドの象嵌細工を思い起こすような細かい細工が施されています。
エル・サルバドール教会にあるキリスト、3本目の手があるんです。 3本目は右の脇にご注目!
街の中心、トリーコ広場にある建物も色合いが綺麗ですね♪
もう一つの世界遺産、サンタ・マリア大聖堂は修復中です。
他にも、サン・マルティン教会、テルエルの恋人たちで有名なサン・ペドロ教会が世界遺産に指定されています。
寒さと乾燥した気候のテルエルでは、上質のハムがつくられるので、 是非生ハムもお試しいただくといいかもしれません。
~ ゜~ ゜~ ゜~ ゜~ ゜~ ゜~゜~゜~ ゜~ ゜~ ゜~
テルエルから40km弱の距離に中世の街並みを残した「アルバラシン」があります。スペイン国内でも美しい村としても知られている場所です。標高が高く山壁に沿うように建物が建っています。
修復された中世の城壁も綺麗に残っています。城壁登れますが、左右に柵がない部分があり、ちょっと怖いです。お城からの景色も絶品!
こんな街並みを散策するだけで、中世に紛れ込んだ気分になれるし、 フォトジェニックな写真も撮れますね。
もし1泊できるなら、夜景も素敵なのでお見逃しなく。
<テルエルへのアクセス方法>
サラゴサかバレンシアから列車を使用するのがおススメです。
Sky 写真協力 by Aya
【アラゴン州テルエル県】 世界遺産 テルエルの「ムデハル様式の建築物」と 美しい村アルバラシン
2020-09-17
最新記事