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ガウディが作った最初の邸宅『カサ・ビセンス』。同じくガウディ作のカサ・ミラ、カサ・バトリョのあるグラシア通りをさらに上って、右手に入った住居が並ぶグラシア地区にあります。以前は個人の住居として使用されていたので見学はできませんでしたが、2017年から見学が可能となっています。
タイルやレンガ工場の社長をしていたマヌエル・ビセンスの別荘として建てられたネオムデハル様式の建物。カラフルなタイルが印象的♪
入口でチケットを確認すると中庭に。ここで係員の指示に従い、自分の携帯電話を使用して入口にあるQRコードを読み取り、独自のオーディオガイド(日本語あり)にアクセスします。コロナ対策で、イヤホンの配布はストップ、個人で用意していくことが必要です。
では、カラフルなタイルの玄関から邸宅内へ入りましょう。
玄関近くにある食堂は、特注の家具と絵画で飾られています。
天井は、自然を愛するガウディらしい草木の装飾。
食堂から続くバルコニーには噴水とベンチ。噴水の上には蜘蛛の巣をかたどったオブジェがあります。日の入り方によって景色も変わります。
こちらは中庭から見たバルコニーと噴水の部分。初期の作品だからか、ガウディらしい曲線の動きがあまり見られないのも面白い。
こちらの壁の装飾もかわいらしい草木の装飾。
男性達が喫煙に使用していた小部屋。アラブ風の装飾で、天井の装飾がグラナダのアルハンブラ宮殿を思い起こします。
入口や、各フロアー毎に消毒ジェルが設置してあり、見学の順路も表示してある通りに進みます。
寝室の壁の装飾。2階の寝室はどことなく日本をイメージします。
3階は、常設展示のスペース。オーディオビジュアルでのカサ・ビセンスの説明が見れたり、模型などが展示してあります。
ガウディ直筆の手紙。貴重!さらに上の階は、屋上になっています。
見学を終わると、中庭にあるテラスでお茶でもしながら、緑に包まれたカサ・ビセンスの外観を楽しんでみてはどうでしょう。
Carrer de les Carolines, 20-26
08012 Barcelona※コロナ対策のため、入場人数をコントロールしています。入場は事前予約をおすすめします。また、オーディオガイドは訪問者自身の携帯電話を使用。イヤホンはご自身で用意することが必要です。
(注:2020年7月10日現在の情報です。変更となる可能性があります)
Sky
【バルセロナ】ガウディの最初の作品 カサ・ビセンス 再オープン <世界遺産>
2020-07-11
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