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世界遺産でモデルニスモ建築の巨匠モンタネールの代表作『サン・パウ病院』が6月26日から再オープンとなったので、早速行ってきました。
(2020年6月26日現在の情報です。変更となる可能性があります)
正面玄関から正面が管理棟。入口は右側にあります。見学にはマスク着用が必須! 手荷物検査を通ると地下通路部分にでます。数メートル毎に安全に見学するための注意事項が掲げられ、他のモニュメントと同じく感染を防ぐためパンフレットなどは撤去されています。
サン・パウ病院には10棟の建物があり、いくつかの建物はこの地下通路で繋がっています。一人で歩く地下通路は、バーチャルな看護師さん、患者さんが現れ、少し怖い雰囲気もありました。。地下通路を抜けて、矢印に従っていくとサン・
サルバドール棟へ通じます。 サン・
サルバドール棟では、サン・パウ病院の歴史が説明されています。創設1401年、びっくりですね!!今の状態の病院の完成まで資金難など試練をくぐりぬけました。 館内の座れる場所にも印がされてます。 入口付近のサロンでは、オーディオビジュアル(英語、スペイン語、カタラン語)で、病院の歴史をわかりやすく説明しています。
病院の模型。正面の建物が入ってきた管理棟です。
二階の展示室にはカタルーニャの守護神にちなんだドラゴンを模した形で展示が行われていました。洒落てますね。
この展示室は、タイルが本当にかわいい!差し込む柔らかな光とタイルでフォトジェニックな写真も撮れそうなサロンです。
各展示室の最大定員が明記してあり、見学中スタッフが巡回しながらトランシーバーで安全な見学が行われているかチェックしてます。
サン・
サルバドール棟から中庭に出れます。建物の入/出口には、除菌ジェルが設置。病院だけあり、お手洗いも多く清掃行き届いてます。 中庭から見た管理棟。こんな美しい中庭を持った病院なら入院していた患者さんも心が和んだのではと感じます。
中庭から続く建物の一つ、サン・ラファエル分館。ここは入場可能。
建物の奥の部分で、当時の病棟を再現しています。
中庭の奥の部分にある建物が、修道女の宿舎。かつては修道女が看護を担当していたためにこういった宿舎がありました。
中庭の中央部に位置する手術棟。(この日は閉まっていました)昔はここで手術が行われていたそうです。
最初に入場した棟に戻ってきました。壁のモザイク画は綺麗に保存されています。
出口にあるショップ。かわいい小物もあったので見てみてください。
サグラダ・ファミリアから一直線に伸びる道をのぼっていくと辿りつくHospital de San Pau。世界遺産のモニュメントとして、サグラダ・ファミリアと一緒に訪問する価値があります。
Sky
【バルセロナ】モデルニスモ建築 サン・パウ病院 再オープン <世界遺産>
2020-06-30
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