スペイン最西端フィニステーレ・奇石の海岸と特産シーフードランチ <サンティアゴ・デ・コンポステーラ発着> みゅうマドリッド みゅうバルセロナ ブログ記事ページ

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    スペイン最西端フィニステーレ・奇石の海岸と特産シーフードランチ <サンティアゴ・デ・コンポステーラ発着>


    2018-01-03

  • ガリシアは降水量が多い地方です。朝出発する頃は、深い霧に覆われていました。 最初にストップしたところは、『ポンテマセイラ』というサンティアゴ巡礼路、イギリスの道のルートにある村。14世紀のローマ橋も靄ってガリシアらしい巡礼路の雰囲気です。 

     

    石畳の橋を渡って水車小屋の側までくると、綺麗な水の流れに心が洗われるようです。マイナスイオンを沢山浴びることが出来たかな。

     

     

    お天気も回復して青空が見えてきました。途中、風車がずらっと続く展望台でストップ。右の後ろ側にずっと続く風車の列、見えますか? 

     

    『ムーロス』という漁村でコーヒーブレイク。ガリシア地方の海岸一帯にある典型的な漁村で、小さい舟がたくさん浮かんでいる港と、アーチの多い厚い花崗岩の建物が、この地方独自の漁村の雰囲気を醸し出しています。

     

    古い趣きがある建物をリフォームして街並み保存をしています。 

     

    コーヒータイムの後は、いよいよ今日のメインであるスペイン最西端で地の果てという意味の『フィニステーレ』に向かいます。

    フィニステーレの灯台に到着!古代ローマ人たちが、この辺りに沈む燃えるような夕陽を見て畏れたと言います。新大陸発見前は、水平線の先には何もないと信じていたので、「地の果て」と呼ばれました。

     

    昔はここで巡礼者達が巡礼の間身に着けていた服や靴を焼いたそうです。今は禁止されているので、ブーツの銅像が飾られています。

     

    サンティアゴ巡礼のゴールはサンティアゴですが、昔の慣しでは、巡礼者は聖ヤコブを拝みに来るだけでなく、その後にこのフィニステーレ(地の果て)まで歩き、日没を見ることを大変重要なこととしていたそうです。今でも沢山の巡礼者が訪れます。

     

    東京まで1万キロ以上。マドリッドまで657キロ。

     

    この灯台は改装して現在ホテルになっています。この地の果てで、日の出と日没が見れるホテルって贅沢だと思いませんか。 

     

    ホテルのお部屋もかわいい内装にまとめてあります。 

     

     

    館内のカフェテリアは灯台のドームの中。2階のスペースは宿泊者専用の朝食会場。海をみながらゆっくり朝食がとれます。宿泊されない方も1階のスペースではお茶もできます。 

     

    フィニステーレ岬から街中に移動し、港の前にあるレストランでランチをとります。 この右手に市場があります。

     

    ガリシアの新鮮な魚介類の料理。魚介類のスープはよく出汁が出てる!あさりも大きくてぷりっぷり。メインのロブスターのリゾット。ご飯はロブスターの出汁がよく効いてコクがある!! あ~、ガリシア最高♬

     

    お腹が一杯になったらドライブを続け、「死の海岸線コスタ・ダ・モルテCosta da Morte」と呼ばれる海岸線をまわります。この名は冬場、嵐が多く遭難する船が多いことから付けられたとのことです。最後の観光スポットである『ムシーア』に到着。高い波が打ち付ける海岸です。

     

    ゴロゴロと変わった大きな奇石が海岸に転がっています。なんとも神秘的な海岸!この岩は、背中・腰が悪い人がくぐることができると良くなると言われてます。

     

    ここには伝説が残っていて、 はるか昔、聖母マリアが石の舟に乗って現れたと言われています。今、海岸にある大きな岩のいくつかが その舟のかけらとも言われています。 

     

    晴れた日の夕暮れは素晴らしく、古代ローマ人が、この海岸で真っ赤に燃えながら水平線に沈む夕陽を見て、神々が怒っていると言って畏れたそうです。いつまで見ていても飽きない海の景色です。 

     

    ツアーもご用意しています!!
     
    【プライベートツアー】 日本語ガイドと専用車で行く 特産シーフードランチと地の果てフィニステーレ岬へ 1日観光

    日本語ガイドと行く 地の果てフィニステーレ岬と聖母伝説のムシーア海岸 1日観光 ~パワースポットを訪れる~

    ※こちらのツアーの昼食はカジュアルタイプのレストランとなり、ブログに掲載しているメニューとは異なります。

    Sky


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