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今年もトレドのお祭りへいざ!
スペインカトリック総本山 トレド大聖堂の貴重な宝物・聖体顕示台のお神輿が街を練り歩き。
中世の風を思う存分感じた一日でした。
トレドの旧市街を一望できる展望台からの眺め。
迷路のようなトレドの旧市街。 一人だと迷っちゃうなぁ。
キリスト・イスラム・ユダヤ教が共存していた時代もあるトレド。 街には名残が。
エル・グレコの有名な絵が貯蔵されているサント・トメ教会入口。
トレドの名産 ダマスキーナ 象嵌細工の専門店。 職人さんも年期入ってる。
いつもはひっそりしている路地も、今日は各地から人が集まってにぎやか。
石畳にまかれたローズマリーが往来に踏まれるたびに、香り高く街を清める。
今年は、サン・イルデフォンソ教会前の広場で行進を待つ。
イエス・キリストの聖体を掲げて、厳かに聖体顕示台はお目見え。 感激の瞬間。
・・・が終わったら、そろそろお腹もすいてくる頃。 いざ、パエリアランチへ!
パエジェラ(パエリア鍋)にのって、アツアツをご賞味あれ。
今年のツアーでは、そのトレド大聖堂の見学付き。
周りの壁は、色褪せた古いタペストりーで埋め尽くされている。
ガイドさんの説明によれば、何とイサベル女王時代の実物タペストリーとな!
約500年前の文化遺産を、そんな直射日光の元にさらしてしまっていいのだろうか???。
日本だったら戦国時代のものでしょ。 さすがスペイン、あっぱれなり。
普通のお家も今日ばかりは、先祖代々受け継いでいるタペストリーを飾っておめかし。
決して派手ではないけれど、それだけに、なおさらヨーロッパ中世の趣きを体感できた味わい深い一日でした。
こういうの、私は大好きだなぁ、やっぱり。
by Naranja
[みゅう] トレド聖体祭ツアー 2014 ~ 中世の風を感じて~
2014-06-30
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