リド
リドは、フランスのパリ、シャンゼリゼ通りに位置する、バーレスクやキャバレーのショーケースです。1946年にオープンし、ダンスや歌、その他のパフォーマンスなど、エキゾチックなショーで有名です。オペラ歌手のエディット・ピアフ、マジシャンのジークフリート&ロイ、フランスの歌手シルヴィ・ヴァルタンなどを含む、世界的に有名なエンターテイナーがリドでパフォーマンスを行っています。
1920年代、リドはタウンハウスの地下に作られた人工ビーチをメインとし、夜の間だけナイトクラブとして運営されていました。1955年、スターダストホテルのエンターテイメントディレクターが訪れた後、スターダストホテルにリドがもたらされました。これが、ラスベガスにおけるパリジャンキャバレーの始まりでした。ラスベガスのスターダストホテルバージョンのリドは、1992年に閉館されました。
1977年、ノルマンディーから、現在のシャンゼリゼ通りへと移転しました。
見どころ
フランスのパリにあるリドの見どころは、ステージで繰り広げられる魅惑的なショーです。毎日、2回のショーが行われ、それぞれのショーは、10から20のシーンから構成されています。ショーの最後のバージョンのボヌールは、1時間40分行われます。
ショーは、テーマとなるシーンとともに、歌やダンスによって幕が開きます。羽やラインストーン、高価な生地、上質の毛皮など、パフォーマーのお金のかかった壮麗な衣装も、観客の楽しみの一つとなっています。オープニングのショーは、観客を歓迎するムードが溢れており、夜の部は色のトーンが変わり、特殊効果やライトを駆使したショーが繰り広げられます。音楽はオリジナルのものや、流行の歌のメドレー、ブロードウェイやハリウッド映画からの音楽をミックスしています。
少なくとも、3つから4つのシーンに一度は、水の効果を使ったショーが行われるほか、ステージが上下に移動したり、アイスリンクやプールになったり、下から趣向を凝らしたセットが現れるのも、リドの名物となっています。一年を通して、古代エジプトやアステカ、ボリウッドなどのエキゾチックなテーマがフィーチャーされています。
そして、リドのシンボルともいえるのが、ブルーベル・ガールズとリド・ボーイズで、パリジェンヌとパリジャンと具象化した、セクシーで魅力的なパフォーマンスを行います。ブルーベル・ガールズは身長175センチ以上、リド・ボーイズは183センチ以上が条件となっています。