つぐみ横丁
ドイツのリューデスハイムにあるつぐみ横丁は、ラインの白珠とも形容されるライン川の中流上部にある、ドイツの白ワインを提供している酒場やレストランなどが軒を連ねる通りです。
15世紀頃から現れたつぐみ横丁は、ライン川を航行していた船の寄港地として、多くの人々がすでに利用していたと言われています。19世紀の中期にはリューデスハイムに娯楽を求めた、国内外からの観光者などにより、行楽地と化しました。行楽地となっていたつぐみ横丁は1944年の戦争の最中に攻撃にあい、多くの家屋が倒壊しました。しかし1950年頃までには再建され、再建と同時にワインハウスを置くゲストハウスが飲食店や酒場などを始めたと言われています。
つぐみ横丁は美しいブドウ畑に囲まれている通りです。酒場やレストランなどが狭い通りに建ち並んでおり、昼夜問わず賑わいを見せていることから、「世界で一番陽気な小路」とも呼ばれています。
見どころ
ドイツの白ワインメッカであるリューデスハイムでは、童話を彷彿とさせるブドウ畑と石畳が敷かれた美しい情景を楽しめます。中心部にあるつぐみ横丁は、昼夜問わず多くの人々が集まっています。15世紀からライン川を往来する人々に愛されてきた通りには、歴史あるワイナリーが存在しています。
山側にあるオーバー通りより古風な醸造通りを抜け、ライン河湖畔の遊歩道までを結ぶ、石畳の150メートル程のつぐみ横丁は狭い通りに白ワインを提供している酒場やレストランなどが軒を連ねています。狭い通りにはどこからとも無く軽快なミュージックが流れており、世界で一番陽気な小径と称される、つぐみ横丁独特の世界に浸ることが出来ます。